ラジカセの登場にはラジオとの関わりがあった?【本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ】

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毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ、今日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・び・ふ・へ・ほ」です。

今日はその存在が改めて見直されているというラジカセのお話。

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正式名称はラジオカセットレコーダー。その名のとおり、ラジオとカセットレコーダー機能を兼ね備えた日本生まれの合体家電で、近年、レコードが音楽好きの若者に人気が出るという波に続き、注目の的に。新譜をカセットでしか発売しない、そんなミュージシャンもいるほどで、今月半ばまでは大阪の梅田ロフトで「大ラジカセ展」なる展覧会もありました。これは日本随一のラジカセ収集家の松崎順一さんが主宰し、50名のクリエーターがカセットのコレクションやオリジナルのカセットアートを公開しました。

ちなみに、ラジカセの登場は1960年代。若者の間でラジオの深夜放送を聞くためのアイテムとして拡がり、80年代には竹の子族が原宿の歩行者天国でのパフォーマンスでも使い、時代の象徴に。

また、NYではヒップホップに影響を与えるなど、海外でも文化を築いてきたと言われています。

<本仮屋さんの感想>

感想を「は・び・ふ・へ・ほ」で言うと、「ほほ~!」。

ラジカセ知っていましたよ。知っているし、使ったこともありますけれど、日本生まれの合体家電ということは知らなかった…!

ヒット曲の「DA.YO.NE」とかでも持っていたイメージ。90年代のラッパーの人が担いでいたイメージだったので、NYからの輸入した流行だと思っていたので、日本発信だったということはうれしいですね。

私の世代はラジカセと言ってもCD付きのラジカセで、CD付きは86年頃から登場したんですって。

今あるから触ってみよ。(ラジカセを触りながら)この音懐かしくないですか? カセット出すときの「ガシャ!」というボタンの音!今使ったら前よりも上手に使えるのかな? ビーってカセットのテープが出ちゃって困ったことあったな。学校で使った記憶もありますね。

私はやったことないのですが、大学の時にラジオが大好きな女の子の友達がいて、自分でラジオ番組を作っていたらしいです。その子とその子の親友がパーソナリティで二人が交互に話すんだって。

まず、月曜日に私の友達が「ハーイこんばんは、どうもはじめまして~」ってワーって吹き込んだのを次の日持って行って、その子の親友に「ハイ」って渡して今度はその子が吹き込まれたものを聞いて受けて「ということでね~」と録音してまた返す…という交換日記ならぬ、交換カセットテープとでもいうような、そういうラジオ番組を作っていたということを聞いて、カセットってそんなように楽しむことのできたツールだったんだって、びっくりしました。

ということで今日は人気が復活しつつあるというラジカセついて考えてみました。

(2016/5/24放送分より)

『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
毎週月曜~金曜 ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~

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