しゃベルシネマ

私が殺人犯です~藤原竜也 vs 伊藤英明【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第217回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、6月10日から公開となる『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』を掘り起こします。

「はじめまして、私が犯人です。」その告白は、新たな事件の序章に過ぎなかった…。

考えてみれば、藤原竜也ほど狂気が似合う俳優はいないのではないでしょうか。
ストイックに自らを追い込み、泣き叫び、狂気の沙汰ではない役どころを数多く演じ、彼がスクリーンの向こう側で狂っていくサマを観るほどに、観客は言い知れぬ恍惚の境地に。
しかも彼自身はとても気さくな好青年で、このギャップがこれまた大きな魅力。

最新作『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』は、そんな藤原竜也のますます磨きがかかったエキセントリックな演技にさらなる注目が集まりそうな一作です。


1995年、同一犯による5件の連続殺人事件が日本中を震撼させた。
捜査を担当する刑事・牧村は犯人を逮捕寸前まで追い詰めるが、犯人の罠にはまって事件は未解決のまま時効を迎えてしまう。

凄惨を極めた事件から22年後、犯人を名乗る男が現れた。
その男は、曾根崎雅人。

盛大な記者会見に姿を見せた彼は、自身が執筆した殺人手記「私が殺人犯です」を手に、不敵な笑いを浮かべている。
素顔をカメラの前で晒し、肉声で自らが真犯人であると告白する曾根崎の行動に、ネットは熱狂。
マスコミ報道やSNSを通して、一躍時の人となるが…。

韓国映画『殺人の告白』を基に、突如、姿を現した殺人事件の犯人によって翻弄されていく人々を描くクライム・サスペンス。
犯人を名乗る男・曾根崎を演じるのが、藤原竜也。
彼を追いかけ続ける刑事・牧村役には伊藤英明が扮し、二人の緊迫感あふれる対峙は大きな見どころのひとつ。
さらに夏帆、岩松了、岩城滉一、早乙女太一、平田満、仲村トオルら実力派だけでなく、石橋杏奈、野村周平、竜星涼といった若手俳優たちも顔を揃え、豪華な競演を繰り広げます。

監督は『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠。
国内外から高い評価を受ける新進気鋭の監督が、過去の殺人事件から新たな事件へと発展していく姿を切れのある演出で活写しました。

メディアを通して事件をリアルタイムに追っているような、視聴者的感覚が否応にも人間の“やじうま根性”を掻き立てる本作。
同時に、表現の自由とは何か、そして真実を伝えるとはどういうことか…という、報道の是非を問う一面も。
エンターテイメントだけでは終わらない奥深さにハマる人、続出ですよ。


22年目の告白ー私が殺人犯ですー
2017年6月10日から全国ロードショー
監督:入江悠
出演:藤原竜也、伊藤英明、夏帆、 野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩松了、岩城滉一、仲村トオル ほか
©2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
公式サイト:www.22-kokuhaku.jp

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