しゃベルシネマ

上戸彩×斎藤工=不倫愛再び『昼顔』【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第216回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、6月10日から公開となる『昼顔』を掘り起こします。

社会現象にもなった衝撃のドラマが、ついにスクリーンへ。


クラシック映画ファンなら「昼顔」と聞いて、1967年に公開されたカトリーヌ・ドヌーヴ主演のフランス映画を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
当時24歳のカトリーヌ・ドヌーヴ演じる貞淑な妻が、昼間だけ“昼顔”という名で、高級売春宿で娼婦として働く…という官能的な作品で、第28回ヴェネチア国際映画祭で最高賞である金獅子賞を受賞。
カトリーヌ・ドヌーヴが自らの代表作に『シェルブールの雨傘』と『昼顔』を挙げるほど、今なお語り継がれる名作です。

代表作という意味では、2014年にフジテレビ系でオンエアされた連続ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』は、熱演を見せた上戸彩と斎藤工にとって、そのキャリアを代表する作品となりました。
そして2017年初夏、いよいよ続編がスクリーンに登場します。


ダブル不倫の末、弁護士を交えた示談で引き離されてしまった笹本紗和と北野裕一郎。
紗和は夫と離婚して独り身に、北野は妻とともに別の土地へと引っ越して行った。

その3年後。
紗和は知り合いが誰もいない海辺の町で、レストランで働きながら静かに暮らしていた。
一方、北野は大学の非常勤講師として働いていたが、ある時、講演のために訪れたのが偶然にも紗和が暮らす町だった。

偶然の巡り合わせによって再会した二人は、あの時に交わした愛を忘れられず、逢瀬を重ねていく。
清流が流れる蛍の住処が、約束の場所。
そんな二人の前に再び立ちはだかるのは、北野の妻・乃里子だった…。


道ならぬ恋に人生を狂わせてしまった男女を描いた劇場版『昼顔』は、連続ドラマの3年後が舞台。
監督・西谷弘、脚本・井上由美子が再びタッグを組み、叙情的な『昼顔』ワールドを構築します。

主人公の紗和を演じるのは本作でさらなる飛躍を遂げた、上戸彩。
憂いに満ちたアンニュイな姿は実に映画的で、香しいまでの色気が漂っています。
それは北野を演じる斎藤工にも通じることで、ジットリと濡れそぼったような色気は、セクシー俳優の名を我が物にしている彼ならではの魅力と言えるでしょう。

また紗和が勤めるレストランのオーナー・杉崎役の平山浩行をはじめ、黒沢あすか、萩原みのりらが本作初参加。

そして忘れちゃいけないのが、相変わらずの怪演をみせる乃里子役の伊藤歩。
一度ならず二度までも同じ女性にダンナを取られそうになるんですから、心中穏やかでないことはよく分かりますが。怖い、怖すぎですっ!!


不倫は、古今東西を問わず、文学でも映像でも大きなテーマのひとつ。
テレビドラマから始まった沙和と北野の背徳の恋は、どのような結末を迎えるのか。
衝撃の結末を、あなたはどう受け止めるでしょうか?


昼顔
2017年6月10日から全国東宝系にてロードショー
監督:西谷弘
出演:上戸彩、斎藤工、伊藤歩、平山浩行 ほか
©2017 フジテレビジョン 東宝 FNS27社
公式サイト http://hirugao.jp/

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