小松菜の名付親は将軍様!?【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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小松菜の名付親は将軍様!?【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

『小松菜』の名前の由来

江戸川区にある『小松川』が関係

『小松菜』の名前は、東京・江戸川区にあります小松川の地名からられました。
そんな『小松菜』の名前の由来ですが、江戸川区のホームページには、こんな説明が載っています。

八代将軍・徳川吉宗が命名!?

江戸時代、歴代の徳川将軍は冬になると、現在の江戸川区周辺に鷹狩りに訪れました。
そんな中、八代将軍・吉宗公が鷹狩りに訪れた際、旧・西小松川村にあります、香取神社に立ち寄られました。
ところが突然の訪問だったため、神主さんは事前にお食事の準備が出来なかったこともあって、お餅の澄まし汁に、小松川村で獲れた青菜を入れて差し上げました。
それを召し上がった吉宗公は“これは美味い。この青菜の名前は何と申すのか?”と尋ねられました。

神主さんが“特に名前は付いておりません”と答えると、“名前が無いのは残念なことだ。この村の名前を取って、これからは『小松菜』と呼ぶようにせよ”と言われました。
そんなところから、『小松菜』という名前が付いたとされています。

五代将軍・徳川綱吉という説も

このように八代将軍・吉宗公が名前を付けた・・と言われていますが、五代将軍・綱吉公という説もあるそうです。
こうした由来を経て、現在でも江戸川区には小松菜を栽培するビニールハウスが立ち並んでいるそうです。

将軍様が訪れた香取神社には『小松菜ゆかりの里』という石碑や、名前の由来が書かれたボードがあります。

(2017/5/23放送分より)

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