5月14日は温度計の日。摂氏と華氏の由来は? 【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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体温計を世界で最初に発明したのは、17世紀の初め、イタリアの医学者・サントリオだと言われています。
(以前、『体重計』のお話をさせて頂いた時にも、この方の名前が登場しましたネ)

そんなサントリオが発明した体温計は、ガリレオの発明した『空気温度計』の原理を応用したもので、目盛りは付いていましたが、目盛りには特に基準はなかったそうです。
それでも、その体温計でいろいろな人の体温を測っていくうちに健康な人は、いつも一定の体温を保っていることを発見しました。
これが正確に計測されるようになるのは、100年以上先のことで18世紀にドイツの物理学者、ファーレンハイトが初めて水銀を使った温度計を作りました。
そして氷が溶ける温度を“華氏32℃(摂氏0℃)”、体温を“華氏96℃(摂氏35.6℃)”と決めました。

『華氏』は“ファーレンハイト”を中国では、漢字で表すのに最初に『華』という字を使ったことに由来しています。(『華倫海』)
アメリカやカナダでは、温度の単位に『華氏』を使っていて、ファーレンハイトの頭文字の『F』で表しています。(例:68°F)

日本は温度の単位に『摂氏』を使っていますが、摂氏20℃は、華氏では68°Fになります。
そんなファーレンハイトが生まれたのが、1686年5月14日ということで、それにちなんで5月14日は『温度計の日』とされています。

『摂氏』は天文学者のセルシウスが考えたもので、欧米では『セルシウス度』と呼ばれています。
中国ではセルシウスを漢字で表すのに、最初に『摂』という字を使ったことから、『摂』に『氏』を加えて『摂氏』の名前で使っています。
(5/10放送分より)

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