『自販機』と『自動サービス機』の違い判りますか?【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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店員さんがいなくても24時間、いつでもモノが買える機械といえば『自動販売機』です。
今週はそんな『自動販売機』についてお話したいと思います。

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とても便利な『自動販売機』ですが、大きく『自販機』と『自動サービス機』に分けられます。
総務省の分類では『自販機』は飲料や食品、タバコ、新聞・雑誌、切手やハガキなどの『物品等(ぶっぴんとう)自販機』と『パソコンソフト』など『サービス情報自販機』の2つに分けられています。
『自動サービス機』とは『自動両替機』や『コインロッカー』、『コインランドリー』、『自動写真撮影機』、『自動改札機』などです。

日本自動販売機工業会(にほん・じどうはんばいきこうぎょうかい)さんによりますと、2015年の『自販機』と『自動サービス機』の数はおよそ500万台です。
この数ですが、ここ数年コンビニの普及で少しずつ減っているそうです。

『自販機』と『自動サービス機』の占める割合が一番大きいのは『飲料の自販機』で、およそ264万台。全体のおよそ51%です。
そんな中、ここ数年増えているのは『電車の切符』や『食券(しょっけん)』といった“券売機(けんばいき)”で、およそ4万8,000台です。

そんな『自販機』と『自動サービス機』による年間の売り上げは2015年の段階で、4兆9,000 億円にもなるそうです。
日本の人口で割ると、一人あたり年間4万円以上、使っている計算になります。
世界で最も自動販売機の台数が多いのはアメリカで、2013年の段階で、およそ645万台です。

ところが売り上げは、アメリカよりも日本のほうが、1兆円以上も多いそうです。それだけ多く利用されています。

(2017/5/1放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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