『子どもたちの震災~しゃべっていいんだ』~東日本大震災から5年…、記憶を語り始めた若者たち

5年前の東日本大震災当時、小学5年生で被災した子どもたちは現在高校2年生。
過酷な経験をした被災地の子どもたちにとって、『地震』や『津波』といった言葉を口にすることは長い間タブーとなっていた。
その瞬間を思い出すことは心の傷を深くすると考えられていたからである。

多くの子どもたちが語ることを躊躇し、伝えることの許されなかった東日本大震災の被災経験。
しかし、徐々に“語り部”としての活動を始める若者が現れてきた。
『自分の体験を話すことも価値を持つんだ』・・・。
番組では、あのときの辛い記憶を語り、今を生きることの大切さを伝えることに使命感を見出している、宮城県東松島市の雁部那由多(がんべなゆた)さんや津田穂乃果(つだほ
のか)さん、相澤朱音(あいざわあかね)さんらの証言をもとに、若者たちの“こころの復興”を辿りながら、自らの役割を模索する姿を追う。

また、東日本大震災発生当時から被災者の治療にあたり、今回の熊本地震でも現地で子どもたちの心のケアにあたった心療内科医の桑山紀彦(くわやまのりひこ)氏には、被災者
の心の変化を見つめた経験や、東日本大震災と熊本地震の被災者の心のダメージの違いなどを専門家の立場から伺う。

<ニッポン放送報道スペシャル『子どもたちの震災~しゃべっていいんだ』>
ニッポン放送 2016年5月29日(日) 25時30分(深夜1時30分)~26時30分
出演:雁部那由多さん、津田穂乃果さん、相澤朱音さん、桑山紀彦さん ほか
ナレーション:上柳昌彦(ニッポン放送アナウンサー)