北朝鮮のミサイル打ち上げ失敗の真相はアメリカのサイバー攻撃 高嶋ひでたけのあさラジ!

4/20(木)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!②

アメリカの対応から推測するサイバー戦術
7:02~ひでたけのニュースガツンと言わせて!:コメンテーター佐藤優(作家・元外務省主任分析官)

対北朝鮮で緊密連携~会談の席でペンス米副大統領(左)と握手する安倍首相=20170418午後首相公邸(代表撮影) 写真提供:共同通信社

対北朝鮮で緊密連携~会談の席でペンス米副大統領(左)と握手する安倍首相=20170418午後首相公邸(代表撮影) 写真提供:共同通信社


アメリカは北朝鮮にサイバー攻撃を仕掛けたという推測

高嶋)金日成生誕105年の、この間の15日の翌日。ミサイルを撃ちあげようとして数秒で爆発しました。大失敗してしまったということですが、これについて、佐藤さんは「けっこう深い意味がある」と?

佐藤)この後のアメリカの対応が緩いでしょう? 「失敗したのだから火をかける必要はない」とサラッとしていたでしょう。不思議だと思いません? 今こぶしを上げているのに。 それで、今のところ証拠はまったく無い、私の完全な推測なのですが、アメリカ側のサイバー攻撃が成功したのではないかと。サイバーが成功すると、打ち上げて数秒で爆発するのです。そうすると、今回のアメリカの緩い対応と、それからアメリカのあらゆる方向への自信。みんな地上や上空のドンパチを考えるのだけれど、サイバー領域があるのですよ。

高嶋)サイバーでOKだったら、アメリカはたとえば「ICBM、核弾頭を引っ付けて米国の本土へ届く」というのを心配する必要が全然ないですね。

佐藤)全然ない。サイバーで完全にできるのなら、むしろ北朝鮮が大変ですよ。弾頭を付けたらその場で爆発するのですから。だからこれはそっちの面から見なければいけないと思う。ただし、それは厳重に秘匿するから、この話の真偽が表に出るまで2,3年はかかる。サイバーの話はその技術が完全に陳腐化、使えなくなったところで表に出て来るから。

高嶋)サイバーがもしそれだけできるのなら、金正恩もいろいろなところで動きますから、乗り物にも乗るし。それであっけなく……

佐藤)そこは、極力、携帯電話を使わないとか、コンピュータを使わないとか、サイバー対策は十分にしているわけです。あの国は鉄道も発電所もサイバーに対する防御は完ぺきなのです。どうしてだと思います? いまだにダイヤグラムを定規で引いているのですから。

高嶋)わざと?

佐藤)わざとではなくて、技術が無いから。水門を開けたりするのは機械でモーターを回して開けている訳で、それを人力で指示しているのだから、サイバーの入りようがない。


韓国のアメリカ人が中国へ大量流出したら戦争のサイン

高嶋)最近、朝鮮半島で戦争があるかないか、専門家がいろいろ言いますが、「なるほど」と思ったのは、佐藤さんは人の動きを観察している。

佐藤)3ヶ月以上日本人が韓国に住むと、大使館に届けを出さないといけないでしょう? 外務省幹部によると、いま大体5万人出しているそうです。実際は登録していない人もいるからもう少しいますが。朝鮮半島にいるアメリカ人は日本人の倍のおよそ10万人。そうすると、アメリカというのは自国の国民が、もし戦争が始まって死ぬことがあれば国内で大変な責任になるから、退去勧告を出すのです。そうすると、日本と韓国の間の便は、実はそんなにない。だから全体で、日本人と韓国人を合わせて20万人近い人間を短期間で輸送する能力はない。するとどうなるかというと、実は韓国と中国の便は非常に多い。だから中国へのアメリカ人大量流出が始まったら、そうしたら、(戦争が)起きるなということになる。

高嶋)中国ですね。

佐藤)それからアメリカ人からすると、日本も攻撃される可能性があるから、日本には逃げない。ところが中国には絶対に撃ってこないから、とりあえず避難する場合は中国なのですよ。アメリカは。

高嶋)それと、サリンを弾頭に付けて、というのは……サリンは熱に弱い?

佐藤)弱い。化学兵器は熱に弱いから先例として無い。なので、これはどこかで間違えた情報なのか。それなら良いのですが、北朝鮮が新技術を開発して「サリンを付けられる!」ということだったら大変。どちらか分からないです。

高嶋)いままでの知識なら、熱に弱い?

佐藤)はい。化学兵器の専門家はみんなそう言うはずです。

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.