FM93AM1242 ニッポン放送「上柳昌彦あさぼらけ」では今週1週間にわたりTHE ALFEEの坂崎幸之助さんをゲストにお迎えしています！
今日4/19(水)は3日目、続いて後半！

吉田拓郎「そんなコードで作った覚えはない」

上柳）　さて、坂崎さんに質問ということで本当にたくさんのメールやお便りといただいていますが、やっぱりギターに関することですね。あさぼらけに坂崎さん登場ということで、東村山の方ではございますが「かまやつ流の変則チューニングで弾き語りの『どうにかなるさ』を。これはどうなっているかをぜひ聴きしたいです」と。ギターをお持ちになっているので。

坂崎）　これ変則じゃなくて、レギュラーチューニングですよ。かまやつさんが当時ご自身でレコーディングしたオリジナルはスリーコードです。これがのちに（かまやつさんが）演奏しているうちにテンションコードバリバリのものになっちゃった。

上柳）　カントリーからジャジーになりましたね。ボッサな感じですね。

坂崎）　テンションコード。この辺を使えるのはかまやつさんだけですね。「我が良き友よ」もこれでやって拓郎さんに怒られていました。「そんなコードで作った覚えはない」、「俺は知らねえ、そんなの知らない」と(笑)　拓郎さんは「俺が作ったのはそうじゃない」と言ったのは、「我が良き友よ」の変則コードと、森進一さんの「襟裳岬」の「えりぃぃぃ！」で上がっちゃうバージョン(笑)。

上柳）　ありますね。

坂崎）　「あの時君は若かった」もこんなコードでやっていましたよ。もともと「あの時君は若かった」も当時としてはとてもモダンなコードを使っていますね。

上柳）　オシャレですね。

坂崎）　最後は「いつまでも～」このジャンッジャンッというのが「はあ～？」みたい。

上柳）　60年代の後半ですよね？

坂崎）　そうです。かまやつさんはちょっと変わっている。

上柳）　改めて日劇の最後の日のスパイダースのDVDをお借りして見ましたが、やっぱりすごいですね。あの当時こういうのやっていたと思いますよね。

坂崎）　しかもムッシュもタブレット純さんと一緒に踊っていますからね。

上柳）　フロントで踊っていましたよね。

坂崎）　お父様の影響が大きいですよね。

上柳）　ティーブ・釜萢さんのね。それから千葉の美浜区にお住まいの方は「NACK５で伊勢正三がゲストのとき」これ私も聴いていましたね。「22歳の別れを取り上げたときに半音チョーキングについて解説をしていただきありがとうございました」と。

坂崎）　お礼いただいちゃいました。3カポですね。石川鷹彦さんです、リードギターは。かぐや姫のバージョンはこれですって。『～♪（演奏）』リメイクして風のデビュー曲になったときの石川さんのリードギターは『～♪（演奏）』この半音チョーキング。このことですね。石川鷹彦の半音チョーキングって特徴があって、例えばかぐや姫バージョンの「なごり雪」などでも使います。