「ホールの移動毎に、ファンとハイファイブをしたことがうれしい。」女子プロゴルフ・レキシー・トンプソン(21歳) スポーツ人間模様

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今日は昨日、ワールドレディスサロンパスカップで優勝した女子ゴルフのレキシー・トンプソンさんについてご紹介します。

いやあ、とても体格のいい方ですね、第3日、同組でプレーした飯島茜は、「メンズですよ。別格。300ヤードも飛ぶ人と同じゴルフはできない。300ヤードといったって、男子とは全く意味が違う。女子では破格というか、信じられない。体重別、身長別で試合をしたい」と語るほどでした。
身長180㎝でその飯島よりも23センチ高い。
飛距離も場合によっては300ヤードを超えるということですね。

日本ツアー初優勝ですが、それにしても、コースにはトンプソンのファンが多かった。
それも、米国からの追っかけではなく日本人のファン。

「ホールの移動毎に、ファンとハイファイブをしたことがうれしい。また、たくさんの声援が後押ししてくれた」

と連日、感謝のメッセージを添えていました。
ハイファイブとは、日本流でいえばハイタッチ。
そんなサービスをしながら、プレーするシーンを日本ツアーでは見たことがありません。
加えて、ホールアウト後には、サインを求めずらりと並んだギャラリー全員にペンを走らせる。
イボミのファンサービスが絶賛されていますが、トンプソンはそれ以上。
神対応とはまさに、このことをいうのでしょう。

しかし、この飛距離を手中にするため、さまざまなトレーニングを積み重ねていることは知られていません。
趣味は肉体改造。
少し前まで、アイスホッケーのNHL、地元のフロリダ・パンサーズのフィジカル担当コーチが、指導にあたったそうです。
「ホッケーのスティックと、ゴルフのクラブを使う動きが似ている」
こうした発想は、既存の選手にはなかった。
世界一を目指すために、5歳から両親が英才教育を施し、高校まではホームスクール。
通学はせずに、いわゆる在宅学習でした。

でも、ゴルフ漬けにもかかわらず、勉強はおろそかにはしない。
ちゃんと単位をとって、ペパーダイン大学へ。
ちなみに、プロ転向は史上最年少の15歳126日。

全米で最も話題を集めたのは、昨年、ゴルフ雑誌の表紙です。
フィットネス&パワーがテーマで、タオルでバストこそ隠されていましたが、鍛え抜かれた肉体を大公開しました。
女子ゴルファーには存在しなかったアスリート!とスポットを浴びています。

「強じんな肉体を手に入れたい。そうすると、いい結果がついてくる。それがモチベーションになっている」

と語りました。

今回来日したのは5月3日。
その夜に行われる前夜祭へ出席するため、ホテルへ移動すると、「その前にトレーニングをしたい。フィットネスジムはありませんか」と関係者を驚かせています。
滞在はわずか6日間。
試合に出場する他にも、コース外では、ゴルフショップで自身の個人スポンサー主催のトークショーイベントや、サイン会を開くなどハードスケジュールが続きました。
疲労がピークで6日には発熱するアクシデントもありましたが、泣き言ひとつ漏らさず、きっちりと結果を出して帰りました。

「私は、長期の目標としてゴルフ殿堂に入りたい。そのためには、自分のプレーでさまざまな影響を与えなくてはいけません。だから、もっともっと勝つ必要があるんです。」

とのこと。
常に目標を高くおいているレキシー・トンプソン、これからが楽しみです。

(原文)青木政司

5月9日(月) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」