5月6日はコロッケの日でした。では、『コロッケ』の歴史を紐解くと? 【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

『コロッケ』を辞書で調べると“ひき肉や野菜、魚介などを茹でて、そこにつぶしたジャガイモか、ホワイトソースをつなぎにしてまとめて、パン粉をまぶして油で揚げた料理”とあります。

日本では“ジャガイモを使ったポテトコロッケ”のことを一般的に『コロッケ』と呼んでいて、“ホワイトソースを使ったコロッケ”を『クリームコロッケ』と呼んでいますネ。

明治28年(1895年)、女性雑誌に『コロッケの作り方』というのが載っていたそうです。

Korokke

簡単にご紹介しますと

『茹でて裏ごししたジャガイモをバターで炒めて、そこに卵の黄身と細かく切った牛肉を混ぜて、さらに炒めて手で丸めます。
それを楕円形に整えた後、小麦粉・卵・パン粉を順番に着けて、
油で揚げます』

これとは別に『仏蘭西(フランス)コロッケの作り方』というのも載っていて、こちらは

『茹でたエビを細かく切ってバターで炒めて、それを溶かしバターと、小麦粉と牛乳を合わせたものと一緒に混ぜて細い楕円形にします。そして卵やパン粉を着けて、ラードで揚げます』

つまり、この頃になると“ジャガイモを使ったもの”のことは『コロッケ』
“エビとホワイトソースを使ったもの”のことは『仏蘭西コロッケ』と分けていたことになります。

『コロッケ』はどちらかと言えば“大衆料理”で
『仏蘭西コロッケ』は“高級料理”というイメージだったそうです。

その分、コロッケは“お手頃なお値段で頂ける西洋料理”として庶民の間に広まっていったそうです。

そんなジャガイモを使った『ポテトコロッケ』ですが、発祥の地をめぐっては、いくつもの説があります。
例えば、長崎や函館、横浜や神戸、さらに新潟などです。
今ご紹介した5つの都市には、いずれも大きな港があります。
そんな中、旧海軍ではジャガイモが食料として使われ、コロッケ以外にも、カレーや肉じゃがなどに使われていました。

こうした理由から、『ポテトコロッケの発祥の地』にはいくつもの説があるそうですが、その中でも函館の場合、ジャガイモの品種の中でも、最もコロッケに適していると言われる『男爵イモ』が北海道で誕生したことから、同じ北海道の函館が『ポテトコロッケの発祥の地』ではないか・・と言われています。

※画像Wikipediaより
(5/3放送分より)

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