落語・舞台脚本~両方の視点で原作を改変する大変さを語る【笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ】

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FM93AM1242ニッポン放送で4/16(日)放送の『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』のゲストに俳優の豊原功補さんが登場。
来る5/25(木)から紀伊国屋ホールで上演する「芝居噺 名人長二」の企画・脚本・主演・演出と”ひとり4役”に挑むという豊原さんが、上演にいたる経緯や大変さを語りました。

箱崎みとり,豊原功補,笑福亭鶴瓶

「名人長二」とは、フランスの小説家モーパッサンの短編小説「親殺し」を元に、江戸末期から明治にかけて活躍した落語家・三遊亭圓朝によって創作された長編人情噺。
今回、本作の脚本・演出をするにあたってどこまで原作に沿うか、どのようにオリジナリティを出すかで頭を悩ませたという豊原さん。
それを聞いた鶴瓶は「時代の流れに沿っているなら、演出はどんどん変えてええんですよ。~自分も落語『死神』では、男の死神を女に変えるなど新しい演出へ挑戦しとるんですが、時代と共に人の感性は変わっていくのだからその伝え方も変わって悪いことはないんや。でも、先代への敬意も忘れないように、公演の前の墓参りは忘れんようにね。」
それは豊原さんも同じようで「舞台に立つ者同士、舞台にかける真摯な想いに通じるものを感じた瞬間です。」

他にも鶴瓶さんが体験した”舞台はナマモノ”な瞬間や、豊原さんが本作のキャスティングでこだわった以外な点、など話は尽きませんでした。
最後に、昔から落語が好きでよく聞いていたという豊原さん。落語版「名人長二」を一度聴いてから舞台を観ることもおすすめしていました。

“明後日プロデュース”の第2弾公演「芝居噺 名人長二
豊原功補が今回初の企画、脚本、演出、主演の4役に挑む。
出演には高橋惠子、山本亨をはじめ舞台初出演となる森岡龍、そしてモロ師岡、梅沢昌代、花王おさむ他。
2017/5/25(木)~6/4(日)紀伊国屋ホールにて上演。

番組情報

笑福亭鶴瓶日曜日のそれ

毎週日曜 16:00 - 17:30

番組HP

鶴瓶とリスナーによるハプニング満載のがちんこ・ドキュメント・バラエティー。

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