カクテルに細くて短めのストローを2本指す理由【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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カクテルの2本のストローの使い方

かき混ぜるため

シャーベット状のカクテルによく見られる

お酒を飲まれる方は、ご覧になったことがあるかと思いますが、BARでカクテルをオーダーすると、細くて短めのストローが2本刺さっていることがあります。
特に『フローズン・スタイル(シャーベット状)のカクテル』によく見られます。
これを“二人で1つのカクテルを飲むために付いて来る”と思われる方が結構いらっしゃるそうですが、実は違うそうです。

名前は『ステアリング・ストロー』

このストローは『ステアリング・ストロー』といって、主にフローズンなど、氷が溶けると水っぽくなって分離しやすいカクテルを、かき混ぜるためのストローです。

ストローで飲んでもOK

本来は“かき混ぜるためのストロー”ですが、これを使って飲んでも構わないそうです。
その場合、細いストローなので、1本だと氷が詰まりやすいのでスペアの意味で2本刺してあるそうです。
そのため頂く時は、2本同時に使います。
またストローを2本使って、ひとクチ飲んだ場合、クチに入るお酒の量は、グラスにクチをつけて飲んだ時とほぼ同じ位の量になるそうです。
そうは言いましても、『ステアリング・ストロー』は凄く細いので、吸い込むのに力が必要で、スマートに見えないことが多いそうです。
極端に細いストローが付いて来た時、あるいは1本だけの時はステアリング(かき混ぜる)専門に使うのが良いそうです。

かき混ぜるためではない場合も

氷を細かく砕いたカクテルのストローは

他にも氷を細かく砕いた『クラッシュド・アイスのカクテル』に付いてくるストローは『ドリンキング・ストロー』と言います。
『クラッシュド・アイスのカクテル』の場合、グラスにクチをつけて飲もうとすると細かい氷が邪魔になるので、このストローを使います。

(2017/4/6放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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