FM93AM1242ニッポン放送 月～金8:00～11:30「垣花正とあなたとハッピー」3/29(火)9時のききどころでは、横浜に由縁の深い森永さんに横浜のおすすめスポットを3つ紹介いただきました。なぜこの3つを選んだのか？
そこには、ご自身の横浜の思い出や経済アナリスト目線でオススメの理由を熱く語っています！

垣花）森永さんはホエールズ時代からのベイスターズファンですし、このような仕事のきっかけはテレビ神奈川なんですよね？

森永）そうです。私の最初の仕事はテレビ神奈川でのバラエティ番組で、ニュースの解説をしていました。

垣花）それでは横浜のそすすめスポット、ひとつめはこちらです！

①　ハマスタ

森永）当然横浜スタジアムなんですが、昔とは偉い変わり様です。96年くらいまでは閑散としていて、試合中でもライトポール際には人が一人もいない。はるか100メートルくらい先に崎陽軒の弁当売りが通っていく、それを大声上げて「お～位！キヨーケーン！」と言わないと来てくれないという時代がけっこう続きました。
今でもありますが名物は「ミカンのかき氷」。かき氷に上に冷凍ミカンを乗せてある。これが美味しいのですが、それくらいしかなかった。

それが、去年からガラ～っと変わりました。池田さんという前の社長がこのハマスタをDeNAが買収することを断行したのです。それまでは株式会社横浜スタジアムというところが持っていて、入場料の25%が横浜スタジアムのほうに行ってしまう。広告看板や売店の収入などもすべて横浜スタジアムに行ってしまう。そうするとDeNAとしてはなかなか儲からない。あと、このボールパーク計画を進めようにも自由がなかった。それをなんと７４億円で買収したのです。結果的にはいい買い物をしましたが、株を持っている人たちが「もう、任せていいだろう。ベイスターズが盛り上げるのであれば一体経営でいいだろう」と賛同して目指したボールパークが実現したわけです。

垣花）多くの方がベイスターズを愛しているだけに、当時の池田社長とか、ベイスターズの未来にかけたわけですね。

森永）ボールパークになることによって若い女性や会社帰りの人たちもたくさん来るようになって、ちょっと球場の雰囲気をビール飲みながら楽しんでみようかなという人たちで来場者数が劇的に増えました。売店で出している料理もおしゃれになってよくなりました。

②　横浜ブリキのおもちゃ博物館

垣花）これは森永さんのお友達ですね。

森永）コレクターの第一人者の北原照久さんが初めてはじめた博物館で、はじめた当時はお金がなくて山の上に立っている使っていない古い洋館を借りて、そこに彼の集めてきたブリキのおもちゃを並べて始めたのです。最初の頃は誰も知らないから北原さん自身が港が見える丘公園や外人墓地に来る観光客にチラシを配って客の呼び込みをしていました。北原さんの偉いのは年中無休でオープンさせて継続する努力をしているところです。本当に一流のブリキのおもちゃが飾ってあるので楽しいですよ。

③　横浜ランドマークタワー

垣花）また、ずいぶんおしゃれなところを上げましたね。

森永）ここは実は上の展望台に行くと横浜港が一望できる絶景が見えます。「あべのハルカス」ができるまでは69階で日本一の高さのビルだったのです。なぜ、私がここをおすすめするかと言うと、実はオープン前にランドマークタワーの最上階に登っているのです。

垣花）オープン前に？　まだ工事中の時にですか？

森永）まだ鉄骨だけの壁のない段階で登っています。なぜかと言いますと、昔、私は中央建設業審議会の委員をしていました。政府の側の人間だったんです、昔は。

垣花）視察を兼ねて行ったのですね？

森永）でも、周り建設会社の人ばかりなのです。壁のないランドマークの最上階ってすっごい強風が吹いている。しかも鉄骨だらけでヘルメット被って登って行ったのですが、他の人はひょいひょい歩いていくのです。私は怖くてガタガタ震えていましたが、その震える中で見た景色の雄大さは忘れられません。

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垣花正のあなたとハッピー！
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