永野芽郁・三浦翔平・白濱亜嵐~初恋×究極の選択『ひるなかの流星』【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第174回】

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さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、3月24日から公開となる『ひるなかの流星』を掘り起こします。

女子学生“初恋のバイブル”、ついに実写映画化

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田舎育ちの高校1年生、与謝野すずめは、両親の海外転勤をきっかけに東京に住む叔父の家で暮らすことに。
右も左も分からない都会で困ったときにいつも助けてくれるのは、担任教師の獅子尾五月だった。
そんな獅子尾に、いつしか初めての恋心を募らせていくすずめ。
彼女の真っすぐな思いを受け止めつつも、教師という立場上、素直になれない獅子尾。

一方、隣の席の馬村大輝は、女子が大の苦手なはずなのに、次第にすずめのことが気になる存在に。
果たして、すずめの恋の行方は…。

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シリーズ累計発行部数250万部を突破、女子中高生の“初恋のバイブル”として人気を誇る やまもり三香による「ひるなかの流星」。
原作を愛しすぎるあまり、ネット上では妄想キャスティングで盛り上がるなど、映画化決定時から大きな話題となっていました。
主人公の与謝野すずめを演じるのは、ネクストブレイク最有力の呼び声が高い永野芽郁が本作で映画初主演。
田舎から出て来た女の子が徐々に垢抜けていくサマが、実にキュートです。
見た目は軽そうだけど面倒見が良くて生徒に大人気の獅子尾五月役には三浦翔平、無愛想で女子に免疫がない馬村大輝役にはEXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEきってのイケメン、白濱亜嵐。
この3人を軸に、山本舞香、西田尚美、佐藤隆太が、人気キャラクターたちを体現。
青春恋愛映画の旗手、新城毅彦監督がメガホンを取り、清涼感あふれるラブストーリーとなりました。

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高校教師×女子高生×同級生。
こう書くと、何やら禁断な香りもしてきそうですが、そこは学園モノ。
四季の学校行事やエピソードを織り交ぜながら映し出されていくヒロインの恋模様や心模様は、シンプルかつ爽やか。
はじめて人を好きになる瞬間、はじめての告白、はじめての…。
思いが相手に上手く伝わらなくて葛藤したり落ち込んだり、それでも自分の気持ちと正直に向き合って相手に伝える。
恋においてはもちろん、人間関係全般にわたって大切なことが作品全体から伝わってきて、大人から観てもドキリとしてしまいます。

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原作ファンを虜にした“恋にまつわる名台詞”もたっぷり。
季節は春。切なくもピュアなラブストーリーにキュンキュンして、心もリフレッシュしましょう!

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ひるなかの流星
2017年3月24日から全国東宝系にて公開
監督:新城毅彦
原作:やまもり三香「ひるなかの流星」(集英社マーガレットコミックス刊)
出演:永野芽郁、三浦翔平、白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)、山本舞香、小野寺晃良、室井響、小山莉奈、大幡しえり、西田尚美、佐藤隆太 ほか
©2017 フジテレビジョン 東宝 集英社 ©やまもり三香/集英社
公式サイト http://hirunaka.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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