小芝風花が司書なら行ってみたい!『天使のいる図書館』【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第155回】

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さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、2月18日から全国順次公開となる『天使のいる図書館』を掘り起こします。

奈良の美しい景観と人々の純朴な心を映し出すハートフルストーリー

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奈良県の中西部に位置する葛城地域。
吉井さくらは地元の図書館に就職、レファレンスサービス担当の新人司書として働いていた。
しかし、ちょっぴり堅物で主観で物事を語ることを嫌う性格が災いし、上司や同僚から理解してもらえず、空回りの日々。

そんなある日、図書館を訪れた老婦人・芦高礼子の探し物を手伝ううちに葛城地域の名所を巡るように。
礼子との交流を通じて、仕事にも意欲を持ち始めたさくらだったが、礼子のことを知る幸介という謎の青年が現れ…。

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ゆっくり本を読んだり調べ物をしたり、一人でも友人や恋人、家族とも過ごせる図書館。
最近では建物自体が絵になるほどオシャレだったりカフェを併設していたりと、より私たちの生活を豊かにしてくれる場所として、注目を集めています。

その図書館を舞台に、若い女性司書が地元の人々との触れ合いを通じて成長していく姿を描いた『天使のいる図書館』。
作品の舞台となる奈良県で先行公開、いよいよ今週から全国順次公開となります。

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主演は『魔女の宅急便』で鮮烈なスクリーンデビューを飾った、小芝風花。
その整った美貌から、これまでは優等生な役どころが印象に残ることが多かった彼女ですが、本作で演じたさくら役は生真面目さゆえ世間と感覚がズレているところが却ってチャーミングに見えて、出色の出来。

ほかにも人気急上昇中のイケメン俳優 横浜流星、ベテランの香川京子や森本レオ、さらには関西では吉本新喜劇でおなじみの内場勝則と、オリジナリティあふれるキャスティングが魅力的。
奈良県出身の新進監督ウエダアツシがメガホンを取り、奈良の美しい四季とともに人の心の温かさを映し出しています。

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図書館利用者が学習・研究・調査の目的として情報や資料を必要とする際、それをサポートするレファレンスサービスは、本の貸し出しと同じくらい大切な図書館サービスなのですが、認知度はまだまだ低いのが現状だそう。
専門的な調査や研究に限らず、必要な本の探し方や資料の使い方など気軽に利用出来るサービスなので、覚えておくと便利ですね。

映画の向こうに見える“おシゴト”にも、興味をそそられる一作でした。

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天使のいる図書館
2017年 2月11日から奈良県にて先行公開、2月18日からシネマート新宿、大阪ステーションシネマほか全国順次公開
監督:ウエダアツシ
出演:小芝風花、横浜流星、森永悠希、小牧芽美、飯島順子、吉川莉早、籠谷さくら、桜井歌織、松田岳、美智子、内場勝則、森本レオ、香川京子 ほか
©2017「天使のいる図書館」製作委員会
公式サイト http://www.toshokan-movie.com/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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