それぞれのご当地小説から選ばれる「ご当地本屋大賞」って?【本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ】

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こんにちは本仮屋ユイカです。毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・び・ふ・へ・ほ」です。

今日はご当地小説についてのお勉強です。

近年、ネットの発達によって本離れ、出版不況などと言われ、街の本屋さんに足を運ぶ人は減っているようですが、今、各地の本屋さんで盛り上がっているのが「ご当地小説」なんだそう。

純文学、ミステリー、エンタテインメントとジャンルも幅広くあり、特集コーナーを作ったり、フェアをするなどしてアピール。自分の街を舞台にした作品に興味を抱くお客さんは多く、街の本屋さんの底力を見せていると言います。

書店員が選ぶ、ご当地本屋大賞も各地で続々と生まれ、例えば、その年に京都を舞台にした作品の中から大賞を選ぶ「京都本大賞」。2016年の受賞作は望月麻衣さんの『京都寺町三条のホームズ』でした。

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京都寺町三条のホームズ (双葉文庫) | 望月 麻衣 (Amazonより)

広島本大賞」は、因島を舞台にした飛騨俊吾さんの『エンジェルボール』。「神奈川本大賞」は神奈川県警の女性白バイ隊員の成長を描いた佐藤青南さんの『白バイガール』が受賞。

今年はいくつもの地域ゆかりのヒット作、ベストセラーが街の本屋さんから誕生しそうです。

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エンジェルボール1 (双葉文庫) | 飛騨 俊吾(Amazonより)

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白バイガール (実業之日本社文庫) | 佐藤 青南(Amazonより)

<ユイカの感想>

今日の感想を「は・び・ふ・へ・ほ」で言うと、「ほほ~」。

このように、地域が元気になっていくのはいいですねえ。

人気のこのご当地小説の表紙を見ると、一瞬「マンガなの?」というような、絵が大きく出ている表紙が多い気がします。

だからこそ、より身近に感じられるのかもしれないですね。

私は、本は本屋さんで買います。この間も自分の写真集が発売になったので、書店に見に行きました。そしたら、我が家の近所の本屋さんにはタレントコーナーがなかったのです。残念だなあ、と思ってレジを見たら、なんと! レジ前に平積みされていて、思わずジャンプしてしましました(笑)。

自分の本があるって嬉しいですね。作家さんはこういう気持ちなのかなと思いました。きっと、あの本屋さん、気づいたと思います。「本仮屋ユイカ、チェックしに来て、ジャンプして帰った」って(笑)。

今日はご当地小説がテーマの本を紹介しました。

(2月14日放送分より)

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『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
(月)~(金) ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~

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