プロ野球47人目の通算2,000本安打を達成!努力の人・広島・新井貴浩内野手(39歳) スポーツ人間模様

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広島の新井貴浩内野手がプロ野球47人目の通算2000本安打を達成しました。

きのうの神宮球場は、ビジターであるにもかかわらず、新井一色でした。
スタンドは右を向いても、左を見ても真っ赤っ赤で新井ファンばかり。
駒沢大時代の思い出がつまった神宮球場で、偉業を成し遂げたことも感無量の要因かもしれません。

今季、シーズン前から、2000本は確実とされてきました。そうはいっても、「勝ち試合で達成したい」が大目標。
そして、個人記録よりも、「一度も優勝したことがない」との経験を踏まえ、25年ぶりの優勝を最大の目標としています。

1998年ドラフト6位で入団。
ドラ6で2,000本を達成したのは、阪急の福本豊に続いて2人目です。
入団時の達川監督が、「打てない、守れない、走れない。野球センスがゼロ」と話していたように、野球人生を支えてきたのは努力。
そして、元気でした。

元気が良かったから、ルーキーでも1軍でプレー。
ただ、練習量がものすごい。
広島は今も昔も、12球団ナンバーワンといわれる練習の質と量を誇っていますが、新井は中でも飛びぬけていたそうです。
200球のボールを計3箱、計600球の打撃練習を連日行っていました。
それも、ただ打つわけではありません。
レンガを積んで傾斜を利用、また無呼吸で、はたまた次から次へとボールを打つ連打など、さまざまな状況で緊張感を植え付けたのです。
「生きた心地がしなかった」と振り返るのも当然でしょうか。

当時の野手は、緒方、前田、野村、江藤、金本などに加え、代打でも右の町田、左の浅井という切り札がいて、とても付け入るスキがない。
にもかかわらず、チャンスを与えられたのは、ドラフト上位で入団した選手に比べ、全く手抜きをすることなく、愚直なまでにまっすぐだった野球への取り組みを評価されたからでしょう。
新井が打つと、ベテランが率先してベンチが大喜びするシーンが何度もみられました。

現在、巨人打撃コーチの内田さんが
「広島でなかったら、2,000本は打てなかった。」
と語っていますが、新井もきのうのインタビューで、そう話しています。

広島新井貴浩内野手、2,000本安打達成です。

(原文)青木政司

4月27日(水) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」