さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、1月21日から公開となる『ザ・コンサルタント』を掘り起こします。

バットマンの次は殺し屋稼業⁈いくつもの顔を持つアンチヒーロー誕生！

田舎町のしがない会計士クリスチャン・ウルフの元に、大企業から財務調査の依頼が舞い込んだ。
彼は重大な不正を見つけるが、何故か一方的にその依頼は打ち切られてしまう。
その日を境に、何者かに命を狙われるようになるウルフ。
実は彼にはもうひとつ、別の顔があった。

それは世界中の危険人物の裏帳簿を仕切り、年収10億円を稼ぎ出す、命中率100%の凄腕スナイパー。
本籍・本名・私生活、すべてが謎の包まれた会計コンサルタントは、アメリカ政府やマフィア、一流企業に追われながら危険な仕事に身を投じる…。

会計士と殺し屋というふたつの顔を持つ男が、犯罪組織や企業の不正を暴いていくサスペンス・アクション。
主演は、『アルゴ』『ゴーン・ガール』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』と、俳優としてだけでなく監督としてもヒット作を世に送り出しているベン・アフレック。
数学の達人にして一流の殺し屋…という、これまでにないアンチヒーロー像を体現しています。

盟友のマット・デイモンのハマリ役がジェイソン・ボーンなら、アフレックはクリスチャン・ウルフ⁈
…と、思わずニヤリとしてしまうほどのハマりっぷりで、これ一作で終わってしまうのがもったいないほど見事なキャラクター作りをしているのは、さすが演技巧者ベン・アフレック！
ちょっと早いかもしれませんが、続編希望しますっ！！

共演にはアナ・ケンドリック、J・K・シモンズなど、アカデミーノミネーション俳優たちがズラリ。
監督は、『ウォーリアー』『プライド＆グローリー』といった作品で演出と映像表現に定評のあるギャビン・オコナー。
一筋縄ではいかない複雑なストーリーをまとめ上げ、手に汗握るエンターテイメント作品に仕上げました。

今年は“ベン・アフレック イヤー”とも呼べるほど、彼が携わった作品の公開が目白押し。
最新主演作となる本作を皮切りに、監督&脚本も手がけた『夜に生きる』、DCコミックのヒーロー大集合！な超大作『ジャスティス・リーグ』と、彼の多才ぶりを堪能することが出来ます。

まずは先陣切って公開となる『ザ・コンサルタント』、見逃すことなかれ。

ザ・コンサルタント
2017年1月21日から丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督：ギャビン・オコナー
出演：ベン・アフレック、アナ・ケンドリック、J.K.シモンズ、ジョン・バーンサル、ジーン・スマート、シンシア・アダイ＝ロビンソン、ジェフリー・タンバー、ジョン・リスゴー　ほか
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