『吊り込み』と『外縫い』?スリッパは2タイプ【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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今週は『スリッパ』のお話をしています。
今朝は『スリッパの種類』です。

スリッパには様々な種類がありますが、大きく分けると『吊り込みタイプ』と『外縫いタイプ』との2つに分けられるそうです。
『吊り込みタイプ』は戦前からあったそうですが、『外縫いタイプ』は、戦後になって誕生したそうです。

『吊り込みタイプ』は“足の甲”の部分と、底の部分の縫い目が内側にあって、スリッパの“標準の形”だそうです。
病院や体育館、公民館などで使われる、レザーやビニール製のスリッパの形が、この『吊り込みタイプ』です。
作る時に、そのサイズの“型”が必要となります。逆に言えば、型のないサイズのものは作ることが出来ないそうです。

それに対して『外縫いタイプ』は、甲の部分と底の部分の縫い目が外側にあるスリッパです。
『吊り込みタイプ』のように、作る時に“型”は必要ありません。さらに、デザイン性に優れています。

それぞれのタイプの履き心地ですが、『吊り込みタイプ』の場合、“足が包み込まれている感覚”です。
それに対して『外縫いタイプ』の場合、つま先の部分に余裕があるので、ゆったりとした履き心地です。

この2つのタイプを基本として、他にもかかと部分が高くなっている『ヒールタイプ』と呼ばれるものや、足の裏側とスリッパの接する部分に、トゲのような突起がたくさんある『健康スリッパ』と呼ばれるものなど、いろいろあります。

スリッパは毎日使うものですので、相性が大切です。ご自分に合ったスリッパ、ぜひ見つけて下さいネ。

(2017/1/11放送分より)

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