世界には1万近い種類の鳥が生息しています。【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

By -  公開:  更新:

※この記事は2017年に書かれたものです

鳥類はおよそ1万種類

日本にはおよそ600種類が生息

同じ地域でほぼ1年中生息している鳥『留鳥』

世界には、1万近い種類の鳥が生息していると言われていて、そのうち日本では、およそ600種類が記録されているそうです。
その600種類の中で、スズメやムクドリ、キジバトといったように“同じ地域で、ほぼ1年中生息している鳥”のことを『留鳥(りゅうちょう)』と呼ぶそうです。

春に南から来て秋に帰る『夏鳥』

そんな『留鳥』に対して“春に南の地方から繁殖のために渡って来て、秋になるとまた南に帰って行く鳥”を『夏鳥(なつどり)』と言います。
ツバメやホトトギスなどが、この『夏鳥』です。

秋に北から来て春に帰る『冬鳥』

さらに“秋になると北の地方から渡って来て、日本で冬を越して、春になると北の地方へ帰って行く鳥”のことを『冬鳥(ふゆどり)』と言います。
マナヅルなどツルの仲間や、ツグミなどがそうです。

ある時期だけ生活する『旅鳥』

同じ『渡り鳥』の中には、繁殖する場所と冬を越す場所の間を往復する途中、ある地域に姿を見せて、ある時期だけ生活しますが、繁殖も冬も越さない鳥がいます。その鳥のことを『旅鳥(たびどり)』と言います。
日本では『シギ』や『チドリ』の仲間に多いそうです。

本来なら行くべきではない場所に飛んで来た『迷鳥』

これは特定の鳥を指す言葉ではありませんが『迷鳥(めいちょう)』がいます。
これは台風に巻き込まれたり、他の鳥の群れにまぎれ込んだりして正常な渡りのコースを外れてしまって、本来なら行くべきではない場所に飛んで来た鳥です。
毎年必ず見つかるそうで、例えば昨年の秋には埼玉県で『モリムシクイ』という野鳥が発見されたそうです。
この『モリムシクイ』は、ヨーロッパなどに生息していて、日本で確認されるのは、とても珍しいそうです。

(2017/1/3放送分より)

radiko_time_0111

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

ニッポン放送ほか全国ネット
ニッポン放送 (月)~(金) 朝7:37から(「高嶋ひでたけのあさラジ!」内)
※ネット局の放送時間は各放送局のホームページでお確かめください。

Page top