下角陽子さんに聴く初場所の大展望 【ひでたけのやじうま好奇心】

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1月8日からは両国国技館で大相撲の初場所が始まります。
けさは、元ニッポン放送の女性アナウンサーで、両国国技館の館内放送「どすこいFM」で、2003年の夏場所から女性初のキャスターを務めている相撲ジャーナリストの下角陽子さんにお越しいただきました。

まず、番付を見て、オッと思ったのが新関脇の玉鷲と正代。

下角)玉鷲は突っ張る力が良くて、器用。元々力がありました。伸びやかな突っ張りで、上位を脅かす可能性もあります。お話も上手で、料理も上手、楽しい力士。

玉鷲

笑顔で記者会見する新関脇の玉鷲=2016年12月26日午前、東京都墨田区の片男波部屋 写真提供:共同通信社

将来の大関候補の正代も新大関。ネガティブなふりをしていますよね?

下角)本当にネガティブだったら、あんなに勝てないと思います。

上体を反るクセがあるのはどうですか?

下角)腰が高いところがありますが、上体を反るのは、やめようとしているようです。

正代

番付が発表され、関脇の札を手にガッツポーズする新関脇の正代=2016年12月26日、東京都墨田区の時津風部屋 写真提供:共同通信社

今、角界では誰が人気ですか?白鵬、遠藤?

下角)そうですね。あと、佐渡ヶ嶽部屋も凄い人気です。先日、佐渡ヶ嶽部屋のイベントのお手伝いをしたんですが、2千人も集まる人気ぶりでした。
琴奨菊関は春にお子さんが生まれるので、燃えています。釣りが大好きで、先日は一緒に出掛けた嘉風関がマグロを釣ったそうです。

気にしている力士は?

下角)稀勢の里です。大関には8割6分。横綱にも5割。成績から言えば、一番横綱に近いんですが、ただ平幕に30勝9敗と、取りこぼしが目立ちます。この9敗が無ければ、優勝しているはず。稽古では足首が痛いみたいなので、ちょっと心配です。

稀勢の里

2017年1月5日 悲願の初優勝と綱とりを目指す稀勢の里 写真提供:共同通信社

今年一番伸びそうなのは?

下角)正代と希望を込めて高安。ただ、高安はちょっとのんびりしています。

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1月6日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より

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