出初式の“はしごのり”はなぜ1月に行われるのか?【本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ】

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こんにちは本仮屋ユイカです。毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・び・ふ・へ・ほ 新春バージョン」です。

「背亀、腹亀、膝八艘、爪掛、唐傘、吹流し」。これ、何かと言うと、出初式のはしご乗りで披露される技の名前です。
新春行事の一つでもある出初式、そしてはしご乗り。今日はそれらの雑学をお届けします。
出初式とは、1月初旬、消防関係者によって行われる仕事始めの行事で、消防団のパレードや一斉放水、避難救助の演習、伝統技能の披露などが行われます。

出初式

平成28年東京消防出初式 はしごのり=2016年1月6日 午前、東京都江東区有明の東京ビッグサイト 写真提供:産経新聞社

そんな出初式の期限は江戸時代。当時、江戸城や武士の家を守る大名による火消し隊はいましたが、1657年、江戸での大きな火事により、幕府の下に誕生したのが、現在の消防署の前身となる常火消(じょうびけし)という組織でした。
ただし、この時の大火事で江戸の大半は焼かれ、庶民たちは長い間、復興作業に苦しめられたと言います。
そんな中、1659年1月4日、常火消が気力を上げるために行ったのが、出初。この時にもはしご乗りは披露され、江戸庶民たちは活力を取り戻したのだとか。
それ以来、出初式は1月の恒例儀式になったそうです。

<ユイカの感想>

まず、今日の感想を「は・び・ふ・へ・ほ」で言うと、「へ〜」。
消防署の前身は江戸時代からあったのですね。確かに江戸は火事になると火の海になったと言いますものね。その頃から火への備えはあったのですね。
ご紹介したはしご乗り。地上6メートルの高さでポーズ。技は69種類もあるそうです! すごいですねえ。私は高いところも大丈夫だし、バランス感覚もいいので、一度やってみたいです!

(1月3日放送分より)

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