「知らないと損する公的補助」お金の達人が教える!”貯蓄倍増計画”⑤ 【ひでたけのやじうま好奇心】

年金手帳
高嶋:『お金の達人が教える!貯蓄倍増計画』。
最後の5日目は「知らないと損する公的補助」について、おなじみ、ジャーナリストの須田慎一郎さんにうかがいます。
自治体というのは、色々制度を持っているけど、こっちの方から聴かないと、手を差し伸べてくれない場合もありますよね。

先日、家内が60歳になりまして、年金手続きに行ったところ、「加給年金はどうされていますか?もういただいていますか?」って言うんです。
で、うちは申請していなかったんで、失効した期間がかなり長くて、何十万円かもらえなかったんです。

須田さん、加給年金って、何ですか?

須田:ご夫婦がいらっしゃってね。お一人が年金年齢に達して、年金をもらうようになりましたと。
奥様(扶養家族)がまだ年金受給年齢に達していないという状態になった時に、その奥様(扶養家族)の分についても、一部分ね、プラスαでもらえるという制度なんです。

※「加給年金」は、老齢厚生年金の受給者に一定の扶養家族がある場合に、支給される年金です。

高嶋:「加給年金」という制度がある事は覚えておいて下さい。
須田さんが言うところの必ず引っ掛かってくるのが年金、介護、医療。
これに関するものがあった時は特に注意して調べて、損はないか、ぬかりはないか、きっちりやってもらいたい。

高嶋:あと、「高額療養費制度」というのもありますよね。
この手術やると、すごいカネかかっちゃうから、いや〜こりゃあ しょうがねぇやと諦めちゃう人もいるそうですけど、実はこの制度を使えば、自己負担額は相当減ったりする。
収入によって、違うそうですけど。

須田:そうですね。
年間に例えば数百万円かかる治療費でも、この制度を利用すると、数万円で済むケースもあります。(先端医療は除く)
病院で説明されると思いますが、「そんなにかかるなら」と思って、病院を行くのを諦めてしまう人もいますので、この制度を知って欲しいです。

※「高額療養費制度」とは、1カ月に自己負担する医療費の上限を定めて、それを超えた分が給付されるというもの。

高嶋:「知らなきゃ損するのは、あなたですよ」という事ですね。
次に「葬儀費用の補助」。これも知りませんでした。

須田:葬儀費用の補助金制度は、故人が国民健康保険加入者か社会保険加入者の方を対象に適用されます。
自治体によって異なりますが、国保加入の方、約5〜7万円。
後期高齢者(介護)保険加入の方、約3万〜7万円。

高嶋:かなり大きいですね。これは葬儀屋さんが教えてくれるんですか?

須田:どうなんでしょう。
葬儀   屋さんに頼まないケースもあるので、気付かない事があるかもしれません。

高嶋
これは申請に期限とかはあるんですか?

須田
2年間。

高嶋
じゃ、今でも間に合う人がいるかもしれませんね。これは抜け目でしょうね。
なぜ、自治体はこういう事を親切に教えてくれないんだろうね。

須田
一つは縦割りというものがあって、自分のところは知っているけど、よそのところは知らない。
そういった事に対する窓口があまり充実していないんです。
ですから、なかなか告知しづらいという面もあると思います。
これはあくまでも私の個人的な取材した結果なんですけど、やはり各自治体、年間の予算で動いていますから、支給額の上限が決まっているんですよ。
だから告知して、どんどんやってこられても、困るのかも・・・。

高嶋
こっちも悪いのかもしれない。自治体がお知らせをやっても、ほとんど誰も見ていない。

須田
ですから、我々は、市のお知らせ、区のお知らせ、掲示板、ホームページなどを見る事。
そして、後で怒らない。
よく見ておく事が大切なんです。

4月22日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より