10/22(土)のニッポン放送「辛坊治郎ズームそこまで言うか！」では、10/21(金)に発生した、鳥取県中部を震源とする地震の被害状況を伺うため、平井伸治（ひらい・しんじ）鳥取県知事に電話で生出演して頂きました。

平井知事には、来月11/12(土)に当番組に出演して頂く予定になっており、この度の地震に際してご連絡した所、大変お忙しい中にも関わらず、鳥取県の状況をみなさんにお伝えする為なら！ということで、少しお時間を頂くことが出来ました。

地震発生時は、鳥取の市内にいた平井知事。
携帯電話の緊急地震速報が鳴り、突然ガタガタっと来ました。」とその時の様子を語り、続けて「この日、別に予知をしたわけではないが、12時12分にも震度4の地震があったんです。
震度4の地震があった時間は、倉吉市にいたので、その場にいた市長や三朝町（みささちょう）の町長などと共に虫の知らせですかね？と話していました。
熊本地震の時のように、前震・本震ということもあるかも…と思っていたら、同じように大きな地震が来たので驚きました。

辛坊からの
いま、知事として、被害に対してどう対処するのか？一番心配なところは？
という質問に対し、
やっぱり現場主義で色々やっていく、スピード感が大事だなと感じながら対策を進めている。ボランティアセンターを早めに立ち上げようと言う事で、今日（地震発生の翌日）既に立ち上がりましたし、ブルーシートをかき集めたり、応急危険度判定など、他の災害で時間がかかると、住民の皆さまが不安になる所をなんとか先手を打ちながら進めようとしている。
それでも予想以上のブルーシートのご要請が来たため『周りの県にもお願いをして集めようか。』と話したり、『応急危険度判定の人材を周りからも、ご協力頂ける所にお願いをしようか。』など、いま体制を整えてきております。
行政の基本は災害対策だと思う。目の前に困っている人がいたら、それに応じた対策をする。それが安心につながる。
と行政についての思いを語りました。

ボランティアに関しては、
例えば、倉吉市の上灘公民館（http://www.ncn-k.net/kouwana/）など、それぞれの町でボランティアセンターが立ち上がった為、問い合わせをすれば、受付をしている。また、義援金などに関しては、まだ赤十字から話は来ていないが、今後行う際には、ご協力をお願い致します。
とも話し、最後に
風評被害というのが、被災地には堪える。地震のこともあるが、遊びに来てもらうのは問題がないので、ぜひ、鳥取県に遊びに来て欲しい。
と今の心境を語りました。

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