一日の観客動員数ではなんと!オリンピックを超えていました。新行市佳アナのリオパラリンピックレポート!

ニッポン放送 新行市佳アナウンサーの「ドレミファブログ」。10月11日更新分ではリオパラリンピックでブラジルに派遣された新行アナが現地の盛り上がりをレポートしました。

私が体調を崩してしまったせいで、なんだかんだここまでリオのことを記事にすることができませんでした。
お待たせしてしまい、本当にすみません。
皆さんにお伝えしたいことが、いーーーーーっぱいありますので、改めて、9/7~18で開催されたリオデジャネイロパラリンピックを取材記です。

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先日、銀座ではリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック日本選手団合同パレードが行われました。
オリンピック選手とパラリンピック選手のメダリストが合同でパレードしたのは今回が初めてで、実際にパレードを見て、東京2020に向けてパラリンピックへの注目もまた高まっていると実感です。

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現地リオでのパラリンピックの盛り上がりは相当なもので、オリンピックパークは各国のユニフォームや記念Tシャツを着たお客さんでカラフルに彩られました。
週末のチケットはほとんどソールドアウト、一日の観客動員数ではなんと!オリンピックを超えました。

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現地の方から伺ったところ、オリンピックの時は治安面など不安要素が多く「大丈夫かなぁ…」と様子見をされていた方が多かったそうで、オリンピックが無事に終わったことで安心感が生まれて、ご家族で競技場に足を運ばれた方が多かったそうです。

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(街中がパラリンピック一色!)

リオパラリンピックでは、車椅子バスケをはじめ…車椅子テニス、ゴールボール、パワーリフティング、アーチェリー、ボッチャなどを取材したのですが、会場に行って一番驚いたのが会場の雰囲気です!

例えば車椅子バスケットボールでは、ハーフタイムやタイムアウトの時にDJが音楽を流して、その音楽に合わせて客席が踊りだしたんです!
ハーフタイムショーでは毎回違うパフォーマンスが披露されたのですが、一番印象に残っているのは、車椅子バスケ「日本対オーストラリア戦」の時のハーフタイムショー。
日本の応援団とオーストラリアの応援団による応援対決がここでは行われました。

各国5人くらいの応援団をリポーターが呼び、サンバに合わせてダンスバトル…最後にどちらの国のダンスが良かったかを観客に拍手で尋ねます。
日本もオーストラリアの応援団も負けじとダンスし、最後はお互い称えあって握手です。

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(車椅子バスケの会場:カリオカアリーナ1)

パラリンピックならではの応援もありました。
鈴の入ったボールを互いに投げ合って得点を競う、視覚しょうがいの選手が行うゴールボールという競技があるのですが、客席は試合中に声を出すことができません。
会場では、ハーフタイムやタイムアウトに入った瞬間に拍手や歓声が上がりました。
どんな応援がこの競技に適しているのかを感じ取って、精一杯のエールを会場中が選手に送っていんですね。

どこの競技会場でも、客席が一体となって選手の皆さんを応援する光景は本当に圧巻!
そして…沢山の出会いもありました。まずはボランティアスタッフの方々!

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いつもニコニコしながら会場を案内してくれて、「コンニチハ!」と日本語で話しかけてくださいました。

ボランティアスタッフだけでなく、街の方々も優しい方ばかりでした。私がかばんの口を開けっ放しにしていたところ、「閉めたほうが良いよ!」と声を掛けてくれたり、バスの切符の買い方が分からずあたふたしていたら、身振り手振りで教えてくれたり…

車椅子テニスで上地結衣選手の準決勝を観戦していた時のことです。
大接戦の末、決勝進出を逃した上地選手の悔しい表情を見て、思わず私は泣いてしまったんです。(私が泣いてどうするんだという)
その様子を見ていた現地のおばさま二人が、「泣かないで。とても良い試合だったじゃない。どちらの選手も素晴らしいプレーヤーだったわね。」とずっと私のことを励ましてくださったんです。

その温かさ・・・身にしみました。

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(右手に見えるオレンジ色のドームのようなものが、車椅子テニスの会場)

パラリンピック期間中、陽気なリオの皆さんに沢山助けて頂きました。
本当にありがとうございました^^オブリガード!!

観戦した中で、一番印象に残っている試合はボッチャ団体の決勝「日本対タイ」

強敵タイとの熱戦が繰り広げられている中、私の近くに座ってらっしゃったタイの民族衣装を着たおじさま二人が「ターイランド!ターイランド!」と凄く大きな声で応援してらっしゃったんです。
負けじとニッポンコールを私もしていたのですが…

ふと、このおじさまに話しかけてみようと思いまして、日本の飴ちゃんをプレゼントしたんです。
(ブラジル人演歌歌手のエドアルドさんから、日本ののど飴が人気と聞いて持っていきました)

その瞬間笑顔になったおじさま二人は、「ニッポン!」と声援を送ってくれました。
様子を見ていた他の観客は、「どっちの応援なのよ!」をツッコミを入れていましたが(笑)

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選手の皆さんを間近で応援して、悔しい場面も嬉しい瞬間にも立ち会うことができました。
地球の裏側での沢山の出会いもあり…本当にかけがえのない、貴重な経験でした。
少々大雑把な部分もありましたが(苦笑)、おおらかなリオの方々ならではの「おもてなし」でした。
4年後の東京パラリンピックへ、しっかりとバトンを受け取りました。

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