森永卓郎が推測 日米貿易交渉の裏に潜む“横浜市カジノ誘致”

経済アナリストの森永卓郎が、日米貿易交渉の「裏」について持論を述べた。

9月25日のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」では、森永卓郎が日米貿易交渉の自動車関税に関するニュースを解説。日米の両政府は、貿易交渉の閣僚級会議を開き、新たな協定を結ぶことで最終合意した。アメリカが日本からの輸入車に追加の関税を課さないことで一致した模様で、意図的な通貨安の誘導を防止する為替条約も盛り込まれない見通しだという。

「アメリカがTPPに参加していたころは日本から輸入する車の関税を撤廃するという話でした。しかし、トランプ大統領が就任してからTPPを離脱して関税撤廃の話がなくなってしまったんです。今度、牛肉とかで日本がTPP加盟国からの関税が下がっていくので、アメリカだけが高い関税をかけられるのがイヤだと言ったんです。その交渉をするために、(日米貿易交渉で)タイマン勝負できたわけですよ」

日米貿易交渉では、日本側はTPPと同じくらいの条件までは譲歩するとしていた。結果的には、今回の交渉の結果はいいのか、悪いのか。

「アメリカが日本から輸入する日本車の関税は維持、すなわち撤廃はしないということなので条件的にはやや負けくらい。ただ、トランプ大統領は中国にかけているような高い関税をかけるとか、とんでもない脅しをしてきたので、日本側はこの条件で手を打てた、という感じでしょうか」

じつはこの裏にはもうひとつ見えない“取引”があったのではと森永氏は推測する。

「横浜市がカジノの誘致を表明したニュースにつながると読んでいます。関西に比べて、関東の人口は倍以上いるわけですよ。しかも、横浜の山下ふ頭はものすごく交通の便が便利。すごくいい商売ができます。さらに、横浜市長が誘致を表明したその日に大阪の最有力といわれたアメリカのラスベガスサンズという会社が大阪を撤退したんです」

 

垣花正 あなたとハッピー!
FM93AM1242 ニッポン放送 月-木 8:00-11:30

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