マイワシの漁獲量の変化の影に『レジーム・シフト』? 【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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イワシの中でも『マイワシ』は、1988年(昭和63年)には約450万トンの漁獲量があり、この年の日本の全ての漁獲量の4割を占めていたそうです。
ところがこの年をピークに、年々少なくなっていて、一時は2万トン台になってしまったそうです。最盛期の1%にも満たない量です。
その後もイワシの漁獲量は、なかなか増えませんでしたが、2015年は約35万トンまでに復活しました。2014年が約20万トンですから、1.7倍です。

この35万トンという数字ですが、2014年以前の10年間の平均と比べると、3倍もアップしたそうです。今年も最終的には、去年を上回るのは確実だそうです。

でも長期的に見ると、どうしてイワシの漁獲量が減ってしまったのか?原因はハッキリしないそうです。
ところがデータを見ると、1965年(昭和40年)には0.9万トンと1万トンを下回った年もあったそうです。そんなところから、海の環境の変化などによってマイワシの漁獲量は数10年単位で、大きく動いているのでは・・?そんな見方もあるそうです。

『レジーム・シフト』という言葉がありまして、“気候が短い期間にある状態から別の状態に移り、その影響で環境や生態系が、大きく変化する現象”のことをいいます。“気候のジャンプ”ともいわれています。
マイワシの漁獲量の変化には、この『レジーム・シフト』があるのでは・・と考えられるそうです。

■杏樹さんの感想

イワシはとても身近なお魚ですが、知らないことが多かったので、とても勉強になりました。

今回ご紹介したのと、ちょっと違うやり方ですが私が子供の頃、節分の時期になると『ヒイラギイワシ(柊鰯)』を、実家の母がやっていたこと。
関西では『ちりめん』が主流なので、東京に来てから『釜揚げシラス』を初めて見た時、ビックリしたこと・・など、いろいろな想い出がよみがえりました。

リスナーの方から“杏樹さんの話を聴いて、イワシが食べたくなったので今夜はイワシを買って帰ります!”など、感想のメールも頂きました。有難うございました。

(2016/10/7放送分より)

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