競泳・萩野公介選手(21歳)スポーツ人間模様

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競泳日本選手権、終わりましたね。一発勝負でね、清々しいといえば非常に清々しい。
そしてまた、オリンピックのための派遣標準記録も結構厳しいといえば厳しい。
結果、リオデジャネイロ五輪代表34人が選出されました。
リレーの選手が多いですが、前回のロンドン大会より7人増えたことは日本競泳界のパワーを感じさせる点。
また中でも中高生5人を含む、21人が初代表となったことは、まことに喜ばしい。
ですから、水泳王国ニッポンという意味では素材はまだまだたくさん育ってきているぞということですね。

今大会のタイムから、メダル候補をあげると、4種目で代表の萩野と、200メートル平泳ぎ女子の金藤理絵の2人。

終わってみれば、北島ロスといわれるムードが一瞬漂ったりもしましたが、次の時代に日本の水泳界を背負うのは萩野公介だと言われている。
昨年6月フランス・カネでの合宿中、自転車で転倒し右ひじを骨折し、一時はどうなることかということもありましたが、完璧に復活しました。

まあ、この人はモノが違う。
生後5カ月から水泳をはじめて、小学生から常に天才の名をほしいままにし、12年のロンドン五輪では、シドニー大会の北島以来の高校生で五輪出場を果たし400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得。
同種目では日本人初の快挙で高校生のメダル獲得は56年ぶりでした。

その後、平井委員長が水泳部の監督をつとめる、東洋大へ進学。
しかし、個人競技とはいうものの、そこは部活動です。
チームワークも大切になってくる。
でも、萩野は天才肌の典型で、他人のことは関心がない。
で、どうしたかといえば、昨年11月、萩野をキャプテンに。
こうすれば、いやおうなしに、全体のことを考えなければなりません。

さすがの萩野も大いに困った。平井委員長の元へ、「悩みを聞いてください」と相談をもちかける。
ここで、一計を案じて、スペインの合宿では、北島と同部屋で多くのことを学んだそうです。
さまざまな体験談を聞くとともに、干支がひと回りも上の北島と同じ練習をする。
何より感銘を受けたのは、33歳のベテランがチャレンジする姿。

まあ、これに尽きるでしょうね。

リオまで時間残りが少なくなってきましたが、萩野公介は有力なメダル候補の一人であることは間違いない。
頑張って欲しいですね!

(原文)青木政司

4月11日(月) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」