小田原駅「だし香る鯛めし」(990円)~炊き込み&おぼろの2つの味が楽しめる新作鯛めし!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

小田原駅「だし香る鯛めし」(990円)~炊き込み&おぼろの2つの味が楽しめる新作鯛めし!

251系電車・特急「スーパービュー踊り子」、東海道本線・茅ヶ崎~平塚間

日差しが待ち遠しい、梅雨真っ最中の首都圏。
梅雨が明けたら、スグにでも湘南・伊豆方面へ繰り出したいものです。
251系電車の特急「スーパービュー踊り子」号は、乗った時からそこは伊豆がコンセプト。
大きな窓に差し込むギラギラの太陽と、キラキラに光る海を眺めれば、一気に気分爽快!
どんなに暑くても、やっぱり夏ってイイですよね!

小田原駅「だし香る鯛めし」(990円)~炊き込み&おぼろの2つの味が楽しめる新作鯛めし!

だし香る鯛めし

伊豆・箱根の玄関口、小田原で新しい駅弁を見つけました。
東華軒」が製造する「だし香る鯛めし」(990円)。
東海道沿線では、明治時代から各社で鯛めし駅弁が作られてきました。
小田原にもレギュラーの「鯛めし」はありますが、今回は、和食の基本「だし」をフィーチャーした新作を7月12日に登場させました。

小田原駅「だし香る鯛めし」(990円)~炊き込み&おぼろの2つの味が楽しめる新作鯛めし!

だし香る鯛めし

【おしながき】
・鯛の炊き込みご飯 チダイほぐし身のせ 桜えび素揚げ
・金目鯛のだしご飯 おぼろのせ 高菜ごま油炒め 酢蓮根
・玉子焼き
・煮物(椎茸、人参、ふき)
・わさび漬け
・大根つぼ漬け

小田原駅「だし香る鯛めし」(990円)~炊き込み&おぼろの2つの味が楽しめる新作鯛めし!

だし香る鯛めし

スリープ式の包装を外すと、2つの鯛めしが現れました。
左が西日本的な鯛の炊き込みご飯タイプの鯛めし、右が東日本的なおぼろの鯛めし。
特に炊き込みご飯には、チダイのほぐし身と桜えびの素揚げが載って、食欲をそそります。
一方、おぼろの鯛めしは、だしご飯と金目鯛を使うことで大人の味に仕上げられています。
共に煮物、わさび漬けでアクセントをつけていくと、どんどん箸が進みます。

小田原駅「だし香る鯛めし」(990円)~炊き込み&おぼろの2つの味が楽しめる新作鯛めし!

E231系電車・快速「アクティー」、東海道本線・根府川~早川間

7月16日は、明治18(1885)年に、宇都宮駅で駅弁が誕生したとされる日。
以来134年、「鯛めし」をはじめとした数々のヒット駅弁、ロングセラー駅弁が生まれました。
でも、駅弁屋さん各社ともに新作の開発を怠らず、常にブラッシュアップを続けてきたことが、駅弁という、1つの“ブランド”につながっているのだと思います。
新作、ロングセラー、珍容器…きょうは「駅弁」を手に取ってみませんか?

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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