ライター望月の駅弁膝栗毛

岡山駅「倉敷小町(夏)」(1200円)~夜景も美しい倉敷の街

【ライター望月の駅弁膝栗毛】

115系電車(湘南色)・普通列車、伯備線・清音~総社間

オレンジと緑の“湘南色”をまとった115系電車。
少し前まで関東甲信越・東海から近畿・中国・四国地方まで、各地で当たり前のように見られた車両でしたが、今、このカラーは新潟・長野・岡山の一部編成のみとなりました。
特に岡山地区は、昭和51(1976)年早生まれの3両編成・2本だけが湘南色。
この日は、早朝の伯備線を元気よく、新見に向けて下っていきました。

(参考)JR西日本ニュースリリース・2017年4月17日分ほか

 

倉敷美観地区の夜景(2012年7月撮影)

伯備線が山陽本線から分岐する倉敷は、駅からほど近い美観地区が有名。
美術館目当てで昼間に訪れる方が多いと思いますが、じつは夜景も見事です。
倉敷美観地区のライトアップは、世界的な照明デザイナー・石井幹子(いしい・もとこ)さんがプロデュースしたもの。
暑い夏は日が暮れてから美観地区の夜景というのも一つの楽しみ方かもしれません。

 

倉敷小町(夏)

そんな美観地区の風景を思い浮かべていただきたい岡山の駅弁といえば、「三好野本店」が製造している「倉敷小町」(1200円)です。
美観地区の街並み「白壁」をイメージしたスリープ式の包装に、二段重が入っています。
倉敷の観光大使さんの愛称としても知られる“倉敷小町”ですが、駅弁のほうは季節ごとに少しずつ変わるのが特徴で、現在、6~8月の間は夏バージョンが販売されています。

(三好野本店)
http://www.miyoshino.com/

 

倉敷小町(夏)

【おしながき】
(上段)
・鰆の白醤油焼き
・酢蓮根
・さつま揚げ
・きんぴらごぼう
・鶏ももの天ぷら
・厚焼き玉子
・煮物(椎茸、たけのこ、人参、いんげん)
・ハスの辛子マヨネーズ和え
・倉敷銘菓 塩尻喜月堂の「塩羊羹」
(下段)
・たこ飯
・しらす青菜ご飯

 

倉敷小町(夏)

上の重がおかず、下の重が2種類のご飯となっている「倉敷小町」。
ご飯は瀬戸内名物の蛸めしと、しらすと青菜の白飯の2つの味が楽しめます。
焼き魚・玉子焼き・蒲鉾の幕の内弁当“三種の神器”は、鰆の白醤油焼き、玉子焼きが入る中、練り物がさつま揚げとなっているのがちょっと変化球。
最近は東京駅「駅弁屋 祭」でも販売がありますので、気軽に瀬戸内気分が楽しめます。

 

井原鉄道IRT355形気動車・普通列車、井原線・総社駅

倉敷市では、第3セクターの「井原鉄道」沿線にある真備地区が、昨年(2018年)の“西日本豪雨”で大きな被害を受け、1年経った今も復興の途上にあります。
JR西日本の「e5489」サイトから予約、当日受取も可能な岡山地区の1日フリーきっぷ「吉備之国くまなくおでかけパス」(1980円)なら井原線に乗って応援することも出来ます。
東京駅で岡山の駅弁を見かけたら、ぜひ自分の足で岡山エリアを訪ねたいものです。

(井原鉄道)
https://plus.harenet.ne.jp/~ibarasen/
(吉備之国くまなくおでかけパス)
http://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=119000093

 

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