HANDSIGNがアポロシアターの公認パフォーマーになれたのはなぜか

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、ボーカルとダンスと手話のパフォーマーのHANDSIGN(ハンドサイン)のTATSUとSHINGOが出演。ニューヨークのアポロシアターでのオーディションに受かった際の様子を語った。

ステージから見た客席(アポロ・シアター – Wikipediaより)

黒木)今週のゲストは、ボーカルとダンスと手話のパフォーマーとして活動されているHANDSIGNのTATSUさんとSHINGOさんです。
やろうと言っても、手話は難しいですよね。

TATSU)最初は本を開いて、「あ」から「ん」までを紙で切ってトイレに貼りました。ありとあらゆるところに手話のものを張りました。手話サークルにも通って、少しずつ覚えて行った感じですね。

黒木)2009年にニューヨークのアポロシアター公認パフォーマーになられています。アマチュアナイトで初優勝なさって、公認になられたということですが。

TATSU)そうですね。2年間かけて何度も挑戦して、最終的に公認パフォーマーの称号をいただいたという感じですね。

黒木)アポロシアターのコンテストには、どういった思いで出場しようと思われたのですか?

TATSU)日本人でアポロシアターで活躍している人がいて、その方がアポロシアターで活躍しているところを全米のテレビが取り上げていたのです。僕らの手話ダンスも全米に広がるかもしれないと思い、「行こう」と思って行きました。

黒木)ニューヨークに行かれた。それで2年間頑張ったのですね。

TATSU)3ヵ月に1回、アマチュアナイトがあって、勝ち進んで行く形で2年間闘いました。

黒木)審査員の方にはいろいろ言われましたか?

TATSU)言われましたね。いちばん最初のオーディションが朝9時からなのですよ。日本人の感覚だと、10分前くらいに行けばいいかなと思うではないですか。10分前くらいに行ったら、もう1000人ほど並んでいるのですよ、世界から来ている人たちが。そこに朝9時に並んで、審査を受けたのは夜の9時でした。

黒木)12時間。

TATSU)12時間も並んだのですよ。

SHINGO)その日は5000人くらいです。

黒木)審査する人も大変ですね。

TATSU)持ち時間は1人1分なのです。僕らの10人くらい前も日本人の方だったのですよ。そうしたら、その人は歌い始めて2秒で帰らされました。12時間並んで、マジかと思いました。でも、みんなそんな感じです。

黒木)それで、どうだったのですか?

TATSU)僕らは、思い出みたいな感覚で踊ったら2秒くらい踊れて、「踊れてる」と思ったのですが、踊る時間が長くなって行ったのですね。審査員が3人いたのですが、みんなめちゃくちゃ笑っているのですよ。そしてとうとう、僕らは全部踊り切れました。

黒木)えぇ。

TATSU)「カモン」と後ろに連れて行かれて、全然英語は分からなかったのですが、合格は「パス」だということだけは覚えていました。そうしたら「ヘイ、パス」と言われて、紙をもらって合格です。それからニューヨークの生活が始まりました。

黒木)その、笑っていらっしゃったのは何だったのですか?

TATSU)あっちの人たちは、面白かったりいいものを見ると笑うのですよね。あのときは手ごたえがありました。「これは行ったな」という感じは正直ありました。

黒木)それは嬉しいですよね。

TATSU)嬉しかったですね。2人でワインで乾杯しました。


HANDSIGN(ハンドサイン)/ ボーカル&手話パフォーマンスグループ

■ともに神奈川県出身の幼馴染み。ボーカル&手話パフォーマー。
■TATSUがSHINGOを誘い、2005年に結成。
■ダンスと歌に手話を加えたオリジナルのスタイルで観客にメッセージを伝える。
■2009年にNYアポロシアターコンテスト「アマチュアナイト」で初優勝。翌年からは「アマチュアナイト」の公認パフォーマーとして活動。
■全日本ろうあ連盟公認デフリンピック応援テーマソングを担当するほか、一流アーティストに手話の振り付けを提供するなど多方面で活躍。
■2017年には実話を基にした楽曲「僕が君の耳になる」のミュージックビデオが大きな反響を呼び、YouTubeの再生回数が400万回を突破。
■2018年にメジャーデビューを果たす。
■2019年6月26日(水)にはニューシングル『声手』をリリース!

ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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