知ってるようで知らない病気「関節リウマチ」とは?

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ニッポン放送「山口智充DAYS」(6月17日放送)で、東邦大学医学部内科学講座膠原病学分野教授の南木敏宏先生が出演し、「関節リウマチ」について解説した。

知ってるようで知らない病気「関節リウマチ」とは?

「聞くだけで元気になる情報」をお届けする“ぐっさんの健やかDAYS”第10回目のテーマは…「関節リウマチ」。温泉の効能などで「リウマチ」と書かれているのを見たことがある方は多いと思いますが、具体的に「関節リウマチ」がどのような病気なのか、知っている方は少ないのではないでしょうか?そこで今回は専門の方をスタジオにお招きして、お話を伺いました。ご登場いただいたのは、東邦大学医学部内科学講座膠原病学分野教授の南木敏宏先生。先生が研究されている膠原病学とは、いくつかの病気を含む学問なのだそうですが、関節リウマチはその一つなんだそうです。

関節リウマチとは、たくさんの関節に炎症を起こし、関節の軟骨や骨などが壊れてしまい、
関節の機能に支障をきたしてしまう病気のこと。そして、梅雨の時期に症状が悪化することから、6月は「リウマチ月間」と言われているそうなんです。この期間は、関節リウマチに関する様々な啓発活動が行われているのだとか。

一般的に、高齢の女性が多いイメージの「関節リウマチ」ですが、男女比率は1:4で、少なからず男性の患者さんもいるそうです。また、近年は高齢の方が発症することが多いですが、元々は30代~50代の発症が多いのだとか。つまり、いろんな年代の方が発症する病気ともいえます。

しかし、残念ながら、病気の原因は未だ不明。遺伝的な要因や、環境的な要因があるのでは?という可能性も示唆されていますが、親が関節リウマチだからと言って、必ずしも子どもに遺伝するわけでもないとのこと。

症状としては、痛みを感じることが多いですが、朝方、手などが動かしにくい「こわばり」という症状も出るそうで…場所的には、手首や足以外にも、膝、肘、肩、指などに症状が出る方もいるのだとか。なので、違和感を感じたら、すぐに専門医を受診してみるのが良いそうです。心当たりがある方は、ぜひお近くの病院へ行かれてみてはいかがでしょうか?

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