踊る脚本家君塚が魅せる!生放送の裏側『グッドモーニングショー』 【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第75回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

さて今回の「しゃベルシネマ」では、テレビ局を舞台にしたオリジナルコメディグッドモーニングショーを掘り起こします。

前代未聞の生放送に、観客もハラハラ!

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通勤前のビジネスマン、主婦、学生、高齢者など、幅広い視聴者層に支持される朝のワイドショー。
事件・事故や社会問題、芸能、ファッション、グルメとテーマは幅広く、忙しい私たちにとって、朝の情報収集には欠かせませんよね。
そんなワイドショーをテーマとした、ドタバタコメディが『グッドモーニングショー』

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朝の情報番組『グッドモーニングショー』でメインキャスターを務める澄田真吾は、今日も3時に起床。
いつもの朝を迎える…ハズだったのに、次から次へと災難が降りかかる。

勝手に付き合っていると思い込んでいるアシスタントの小川圭子から、生放送中に自分たちが交際している事実を打ち明けようと持ちかけられ。
かと思えば、番組プロデューサーの石山聡から番組の打ち切りを宣告され。

さらには、突然起こった立てこもり事件の犯人からの要求で、澄田が現場で犯人と交渉する羽目になり。
日本中が注目するワイドショーの生放送中、果たして澄田は人質の命を救うことが出来るのか…。

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落ち目のキャスター澄田真吾を演じるのは、中井貴一。
二枚目も三枚目も自在に演じる中井さん、本作での澄田の“トホホ”な表情もチャーミング。
そんな澄田を翻弄する女子アナ圭子役に、長澤まさみ。
共演は志田未来、時任三郎、吉田羊、濱田岳、松重豊、池内博之、林遣都…と、バラエティに富んだ俳優陣が見事なアンサンブルを見せています。

脚本・監督は、「踊る大捜査線」シリーズの脚本家として知られる君塚良一。
放送作家、脚本家としてテレビの世界を知り尽くした君塚監督だからこそ描ける“テレビの裏側”を、“生放送”という緊迫感と共にスピーディーに展開しています。

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オンエア前の局内の慌ただしい雰囲気、放送が進むごとに刻々と変化する放送内容。
私も生放送の番組でレギュラーを務めさせていただいたことがありますが、あの空気感は大好きです。
ラジオ、テレビ、そして最近ではインターネット配信など様々なスタイルの生放送番組がありますが、生放送の醍醐味はやはり放送の向こう側にいる人とリアルタイムでダイレクトに“つながっている”ということ。
本作でも人と人がいかにつながっていくかが、大切なテーマとなっています。

コミュニケーションツールが多様化した時代だからこそ、メディアが求められるコミュニケーションとは何かに着目した本作には、単なる“お仕事ムービー”を超えた面白みがありますよ。

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グッドモーニングショー
2016年10月8日から全国東宝系にてロードショー
脚本・監督:君塚良一
出演:中井貴一、長澤まさみ、志田未来、池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介、濱田岳、吉田羊、松重豊、時任三郎 ほか
©2016 フジテレビジョン 東宝
公式サイト:http://good-morning-show.com/

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