ライター望月の駅弁膝栗毛

名古屋駅「復刻弁当(祝 令和・昭和の御大典版)」(750円)~大正から昭和への改元でも販売されていた“記念駅弁”

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

N700A新幹線電車「のぞみ」、東海道新幹線・小田原~熱海間

東京・品川・新横浜に停まると、一気に名古屋まで駆け抜ける東海道新幹線「のぞみ」号。
最高時速285㎞、東京~名古屋間は最速1時間33分(のぞみ64号)で結ばれています。
小田原の先で一瞬海が見えたと思ったら、気が付くと浜名湖なんてこともしばしば。
ウトウトしてしまうと、あっという間に「三河安城を通過しました」の車内放送が入ります。
ま、1時間半前後の乗車時間ですので、駅弁にはちょうどいい時間なんですよね。

復刻弁当(祝 令和・御大典版)

そんな名古屋駅で、大正11(1922)年から駅弁を販売しているのが「松浦商店」。
最初の御代替りとなったのが、大正から昭和への改元です。
昭和3(1928)年に行われた即位の礼の際、すでに「松浦商店」は御大典の特別な掛け紙を製作し、実際の駅弁に使用していました。
今回、令和への改元に合わせ、この掛け紙を使った「復刻弁当」(750円)を販売しています。

復刻弁当(祝 令和・御大典版)

【お品書き】
・白飯 小梅の梅干し
・焼き鯖
・蒲鉾
・玉子巻き
・煮物(ごぼう・竹の子・椎茸・鶏肉ほか)
・白身魚フライ
・牛肉の炒め煮
・日高昆布の佃煮
・くり豆
・さくら漬け

復刻弁当

「松浦商店」自慢の串で焼いた焼き鯖・煮物・玉子焼きがしっかり入った「復刻弁当」。
「松浦商店」によると、この弁当は名古屋の定番駅弁「こだま」の前身で昭和33(1958)年にビジネス特急「こだま」が登場したときにできた幕の内弁当の構成を汲んでいるのだそう。
その意味では、名古屋から在来線の特急列車に乗るときや、懐かしのボンネット特急を思い浮かべていただくのがいちばん美味しく感じられるかも(!?)しれませんね。

復刻弁当(今年3月の掛け紙)

じつは「復刻弁当」には、4種類の掛紙があります。
今回の御大典の掛け紙のほか、大正11(1922)年の「松浦商店」創業当時の掛け紙、ダイヤ改正に合わせて作られた掛け紙に、昭和42(1967)年の国際観光年の掛け紙など、バラエティに富んでいます。
通常1~2か月ごとに入れ替えているそうですので、名古屋を訪れたらぜひチェックを!

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