ニッポン放送「草野満代夕暮れWONDER4」（5月20日放送）で、引退会見を行った巨人・上原浩治投手について、長くメジャーリーグを取材している、ベースボールコメンテーター・アキ猪瀬がメジャーリーグ時代の思い出を語った。

上原が現役引退 　２０１３年５月、力投するレッドソックス・上原浩治投手＝ボストン（共同）

アキ猪瀬「メジャー時代ずっと取材してきました。とにかく肝が据わっている投手。レッドソックス時代に同僚だった田澤投手は、いつ自分に声が掛かるかハラハラしていたのに、クローザーを任されている上原投手は別格だったそうです。

マウンドに行く瞬間まで、良い意味でヘラヘラしていて、ブルペンのドアが開いて、一歩フィールドに足を踏み入れると、スイッチが入る。オンオフの切り替えぶりがメジャーでも驚かれるほど。それが出来るからミスター国際大会と言われたのでは？

マウンドがボコボコでもハイパフォーマンスが出来る、絶対に負けないというメンタル。私も会見を聴きましたが、シーズン中の引退会見というのも、メジャーリーガーっぽいですよね」

草野満代 夕暮れWONDER4
FM93AM1242ニッポン放送　月曜-木曜16:00-17:40