「一世一元」制度が採用されたのは明治時代から

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「一世一元」制度が採用されたのは明治時代から
1868年9月8日、元号がそれまでの『慶応』から『明治』へと改められました。『明治』という元号には“明るい国になるように…”といった願いが込められています。

改元と同時に『一世一元』という、“天皇一代につき、元号を1つだけ使う”という制度が採用されるようになっています。

この時代、日本では『太陰太陽暦』が使われていました。『太陰太陽暦』は『旧暦』と呼ばれていますが、旧暦の場合、同じ日付でも現在の暦とは計算の仕方が違うため、ズレてしまいます。
例えば、『江戸』が『東京』に改められたのは1868年(慶応4年)7月17日ですが、現在の暦に改めると1868年9月3日になります。いずれにしても、『江戸』から『東京』になったときの元号は『明治』ではなくて『慶応』ということになります。

元号が『明治』に改められた9月8日は、現在の暦では10月23日になります。

旧暦の明治元年10月13日、現在の暦ですと11月26日。明治天皇が京都から東京にお越しになり、江戸城を『皇居』とされました。それと同時に名前も『東京城』に改めました。


■杏樹の感想

5月1日から新しい元号『令和』になって、平成31年から令和元年になったのをキッカケに、今回はこれまでの元年がどんな年だったのか? 振り返ってみました。
昭和64年が短かったのと同じように、昭和元年も短かったりなど、同じ元年でもその時代によって大きく違うことが分かりました。

『令和』という時代が、どんな時代になるのか? 楽しみにしたいと思います。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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