ペナントの鍵を握るルーキー!?オリックス・吉田正尚外野手(23歳) スポーツ人間模様

吉田正尚

吉田正尚 写真:産経新聞社

大混戦のパ・リーグ、ペナントのカギを握っているのが最下位のオリックス。
きのうまでの3連戦で日本ハムに勝ち越して、先週はソフトバンクに3勝1敗と大いに苦しめています。
そんな意地の源となっているのは福良監督が「たいしたもんですね」と絶賛のルーキー・吉田正尚(まさたか)外野手(23歳)。

背番号34はドラフト1位で指名された逸材が自ら希望した番号でした。
メジャーリーグ・ナショナルズの若きスーパースター、ブライス・ハーパーがつけている番号。
昨年のMVP・本塁打王で「目指しているのは殿堂入り」「MLBにはスーパースターが必要」などビッグマウスで知られています。

吉田は福井県福井市出身。
6歳から野球をはじめ、敦賀気比高では1年から4番をつとめ、青学大でも1年から4番でした。
173センチ・80キロと小柄な体形ながら、フルスイングをすればボールはスタンドへ。
プロ入り後3月20日の対阪神のオープン戦で藤川から、京セラドームの5階席へ運ぶ弾丸ホーマーを放ち、この一発で、福良監督が開幕スタメン起用を決めたということです。

3月25日西武との開幕カードで1番DHデビュー。

ルーキーの開幕スタメンは2011年の駿太以来で、コンスタントに実績を残したもののとにかく故障が多く、新人合同自主トレで左足ふくらはぎ痛に見舞われ、春季キャンプでも右わき腹痛などで、1、2軍を行ったり来たりしました。
開幕後、4月23日のロッテ戦で腰痛を発症し、1軍復帰を果たしたのは8月12日。

でもここから本領発揮。
18日の日本ハム・増井から待望のプロ初アーチ、続けて2度の1試合2本塁打をマークし、29試合で9発を放っています。
楽天・則本、ソフトバンク・和田など、エース級に強く「門田に似た雰囲気がある」と関係者の間で囁かれるなど、とにかく評判がいい。

「まだ、自分のデータがないからでしょう。毎日、必死です」とひた向きさを忘れていません。そして、研究熱心。よく選手は自身のいいスイングを目に焼き付けるため、DVDなどで確認する。でも吉田は打ち損ねなど凡退した打席に次のヒントが隠されているとよく見直すそうです。

きのうも4打数2安打で、打率は3割1厘、本塁打9本。
17日からはソフトバンクとの3連戦が控えています。
お得意様のオリックスが一転、首位いじめの主役に昇格しています。
混パの行方、ペナントの鍵を握るルーキー!?オリックス・吉田正尚外野手、活躍が楽しみです。

吉田正尚

吉田正尚 写真:産経新聞社

9月16日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」