競泳・池江璃花子選手(15歳)スポーツ人間模様

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リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権。

15歳の池江が、女子100メートルバタフライに続き、800メートルリレーの代表に内定しました。

100メートルバタフライで、代表入りが決まった際は、「本当になんか、もう、とにかく。うぇーん」。
両手で顔を覆い、大泣きをした姿が印象的です。
4月からは、高校生になりました。
まだまだ伸びる!限界を感じさせないのが、大きな魅力でしょう。

ここで、スポットを浴びたのは、母・美由紀さんの、「才能は、遺伝より環境」という理念。
自身が幼児教室の講師をつとめるだけに、0歳児から英才教育を。
「握る力から運動能力が育つ」といい、まずは雲梯をしていると、脳の働きが活発になることを本で知った美由紀さんは、自宅のリビングに雲梯を設置しました。
そして、ぶら下がることが日課に、これは現在も続いています。
一方で、生後2カ月から幼児教室へ。
右脳を刺激して潜在能力を引き出す。
運動とともに、記憶力が抜群になった。学業はもちろん、3歳10カ月から通った、スイミングスクールでも、コーチの指導がすぐに実践できる。
クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライの4種目、50メートルを5歳でクリア。
通常、小学3年生で25メートル泳げれば及第点といわれているそうです。

とりわけ、伸びが顕著だったのは、中学の3年間。
身長が15センチ伸びて、170センチになった。
中3女子の平均は、157センチです。
また、池江がスイマーの理想といわれるのは、両手を伸ばすと、183センチとリーチが長く、股下が80センチ以上もある。
加えて、足のサイズが26.5センチになった。
今シーズン、5カ月間で3つの日本新記録を更新できたのは、ワンストロークでいかに長く進めるかを追究してきたから。

それからもうひとつ美由紀さんの教育方針で特徴的なのは、アイドルに夢中になることと恋愛の禁止。
「女性アスリートは、恋愛をすると、戦闘スイッチが入らない」からとのこと。
筋力トレーニングなどは行わず、雲梯と右脳教育、それからひたすら泳ぐことで、リオデジャネイロ五輪では世界一を目指します。

担当記者すべてが、「素直で、とてもいい子」と太鼓判を押す池江の登場で、日本の幼児教育が劇的に変わるかもしれません。

(原文)青木政司

4月7日(木) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」