いよいよ9/22(木・祝)開幕B.LEAGUE!…ところでB.LEAGUEって? 【ひでたけのやじうま好奇心】

プロバスケットボールの新リーグ「Bリーグ」がいよいよ9/22(木・祝)に開幕します。

B.LEAGUE

そもそもバスケットボールの人気は高く、競技人口は世界1位の4.5億人。
日本でもサッカーに次ぐ、63万人がプレーをしているとされています。
それだけに、今回のB.LEAGUE開幕には多くの人が期待を寄せていると思いますが、実際のところ、発足までにはいろいろと混乱もありました。

昨シーズンまで、日本にはプロリーグの「bjリーグ」と、プロと企業チームが混在する「NBL」の2つのリーグがありました。
もともとこの2つは1つのリーグでしたが、チームのプロ化など運営理念がかみ合わず2005年に2つのリーグに分裂。

2008年以降は国際バスケットボール連盟から改善を促され、1つのリーグに統合しようという話し合いも行われていましたが、お互いの溝は深く、話し合いは物別れに終わることが続きました。

そんな中、B.LEAGUE誕生の決定打となったのが、2014年の「国際バスケットボール連盟からの国際資格停止処分」。
すべての国際試合への出場を無期限で禁じるという処分です。

そこで、「さすがに何とかしなければならない」と改革を託されたのが、Jリーグの立ち上げにも尽力した川淵三郎さん。
わずか1年半で、山積する問題を解決し、2つのリーグをまとめあげ、今回のB.LEAGUEの開幕を実現させました。
さすが!川淵さんはすごいですね。

で、そんな経緯で誕生した日本最高峰のバスケットリーグ「B.LEAGUE」。
一体、どんなリーグなのか? 川淵改革も交えて簡単にご紹介したいと思います。

B.LEAGUE

まず、川淵さんが行ったのは、既存の2つのリーグを集める「新しい器」を作ること。
これまでの2リーグを一旦ゼロにして、改めて それぞれのチームに参加を求め、一から新しいリーグを作りました。
犬猿の仲だった2リーグとは違う器を作ることで、内部のもめごとを払拭し、新たな体制でやっていこうというわけです。

発足したB.LEAGUEには、B1・B2・B3という3グループがあります。
これはサッカーのJリーグとほぼ同じ方式で、B1がトップリーグ。

川淵さんはそのB1に参加するには「本拠地の観客収容人数が5,000人以上」など、厳しい条件を提示して、暗にプロチームとしての覚悟を問いました。

またJリーグのように地域密着のチームを育てたいという思いから、B1への参加には「ホームゲームの8割以上をホームアリーナで開催」という条件も出しました。
地元の人に愛されるチーム、それを目指したんですね。

ほかにも厳しい条件がありましたが、川淵さんはこれをトップダウンで行いました。
「言うことを聞かないなら付いてこなくていい!」とまで言ったそうです。

そしてB1に参加することになったのは、全18チームあります。
北は北海道、南は九州・沖縄まで、全国各地のチームが参戦します。
「レバンガ北海道」「アルバルク東京」「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」など、まだ馴染みはないですが、全18チームが優勝を目指して戦うわけです。

で、どのように戦うか…ですが、18チームは、東・中・西と、3つの地区で6チームずつに分かれて戦います。
この3つの地区で戦うというのは、日本のプロスポーツでは史上初の試み。
同じ地区のチームと戦いつつ、プロ野球の交流戦のように、ほかの地区のチームとも少し戦って、全部で1チーム・60試合を行います。

60試合を終えて、各地区から上位の8チームがプレーオフに進出し、優勝をかけたトーナメントに挑み、チャンピオンを決めるわけです。
またB1だけでなく、B2にも18チームが参加します。
B1との入れ替え戦もありますし、残留をかけた戦いもあります。
このあたり、Jリーグと同じで ドキドキした戦いが期待できそうですよね。

そして、ちょっと面白いのが、開幕戦のカード。
22(木・祝)・23(金)に東京・代々木競技場で開催されるカードは、B.LEAGUEが発足する前の2つのリーグ、NBLの王者である「アルバルク東京」と、bjリーグで王者となった、沖縄の「琉球ゴールデンキングス」の対戦。
因縁の両リーグ王者が対決するんですねー。
こういう仕掛け、いいですよね。

実は1993年に開幕したサッカーのJリーグの開幕戦も、当時2強と言われた「ヴェルディ川崎」と「横浜マリノス」の1試合だけでした。
最高のカードを開幕戦で見せるという戦略、きっと川淵さんのアイデアでしょうね。

ちなみに、サッカーのファンは「サポーター」と呼ばれますが、バスケットボールのファンは「ブースター」と呼ばれるそうです。
これは「熱狂的に押し上げる者」という意味。
選手を勢いづける、選手やチームを押し上げる!…という感じですね。

開幕戦が行われる9/22(木・祝)は、日本バスケットボール界にとって、記念すべき日となります。
ブースターの皆さんも待ちきれないでしょう。
これからバスケットボールが、プロ野球やJリーグに続く、人気コンテンツとなるのか、私たちも注目していきましょう!

9月15日(木) 高嶋ひでたけのあさラジ!三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より