ノートルダム大聖堂火災~スプリンクラーはなかったのか?

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ニッポン放送「飯田浩司の OK! Cozy up!」(4月16日放送)にジャーナリストの有本香が出演。ノートルダム大聖堂の火災のニュースについて解説した。

ノートルダム大聖堂火災~スプリンクラーはなかったのか?

炎上するパリのノートルダム寺院=2019年4月15日(タス=共同) 写真提供:共同通信社

ノートルダム大聖堂で火災

パリ中心部にある観光名所、ノートルダム寺院で現地15日午後6時50分、日本時間16日午前1時50分ごろ大規模な火災が発生した。火災によってノートルダム寺院の後方にある高さおよそ90メートルの塔が崩壊。周辺は広範囲にわたって規制線が張られ、観光客らが避難、消防車が消火活動にあたっている。現時点でけが人はいない模様。

飯田)マクロン大統領が現場に行って「ひどい悲劇だが最悪は免れた」と述べたということで、再建をすると強調しているようです。

有本)カソリックの大聖堂だというだけではなくて、フランスにとっては、国で最も大事な文化遺産の1つと言っていいと思いますからね。パリに行けば必ず行きますよね。
パリの歴史と非常に深く関わっていて、確か19世紀にヴィクトル・ユーゴーがこの大聖堂の名前を付けた小説を書いています。この小説がきっかけになって、革命のときにかなり破壊されているのですが、復興の運動が起きるというものです。フランスの歴史とも深く関わっている建物ですから、これは再建ということになるでしょうね。だけど、長い間燃えている感じですね。

飯田)そうですね。

有本)おそらくこの種の建物になると、消火活動そのものにおいてもダメージが起きるから、消火にも相当気を使わないといけないということですよね。

改修工事が原因か

飯田)いま大規模な改修工事中だったので、それが原因となったのかと言われています。

有本)言われていますよね。このところパリはいろいろな暴動が起きていたり、災難が続いていますね。

飯田)ヨーロッパの建物は石造りのイメージがあるのですが、後ろの部分は木造だったのですね。

有本)みたいですね。私も、「あれ? 石造りなのにどうしてこんなに燃えているの?」と思いました。火柱が立っていましたからね。

飯田)文化財保護という観点で、メールやツイッターでもいろいろ感想が届いています。心配する声もいただいていますが、一方で「スプリンクラーなどはなかったのかしら」と。

有本)どうなのでしょうね。

飯田)日本のことを考えると、世界遺産や貴重な物は文化財火災の予防をいろいろやっていますよね。隠れたところにスプリンクラーがあったり、消火栓があったり。

有本)そうですよね。ヨーロッパの状況は分かりづらいのですが、これは感覚的な言い方で申し訳ないけれど、意外とヨーロッパの大聖堂や美術館博物館は無防備だなという感じは少し受けますよね。多くの人に見て貰いたいとか、来場者を拒まないということもあるのでしょうけれども、そういう印象はあります。尖塔は焼失したということです。

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