薬の飲み残し対策にスマホ管理「日薬eお薬手帳」を活用

「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(4月14日放送)に、日本薬剤師会の山本信夫会長が出演。「日薬eお薬手帳」について語った。


自見)現在、お薬の飲み残しが問題となっています。金額にすると、年間およそ500億円とも言われていますね。

山本)薬剤師からすると、一生懸命つくったお薬をきちんと飲んでいただけないことは、とても悲しいことです。お薬は飲まないと効きません。たくさんの量があって飲みきれないものもあれば、なぜこの薬を飲むのか分からなくて、飲まなくてもいいとなってしまう場合もあります。
若い方々は薬をそう飲む機会はありませんが、お年を召して来ると、痛みがないとついつい忘れがちになります。ですので薬剤師がきちんと説明し、ときにはお宅までお邪魔していま、何のお薬を飲んでいるのか、ということを正確に把握できれば整理ができます。

自見)日本薬剤師会では、スマートフォンで操作する「日薬eお薬手帳」というサービスを行っているのですよね。

山本)お薬手帳がスマホに入っているものです。クラウドに入っているのでデータの呼び出しも実に簡単です。これからどんどん増えて行くと思います。

自見)この「日薬eお薬手帳」は、東日本大震災などの災害がきっかけで生まれたものだそうですね。

山本)災害時、お薬手帳を持っていた方には、素早く次のお薬を提供できました。また、いま自分が何を飲んでいるのかという記録をご自身で持つことで、自分がこの薬を飲んでいるという自覚を持てるようになると思います。

自見)最後に、ラジオの前の子育て中のパパやママへ、メッセージをお願いします。

山本)お薬は大事なものなので、きちんと使ってほしい。そしてお子さんの前でお薬を気楽に飲むようなことはしてほしくないです。薬を飲んで元気になった姿を子供が見ていると、大人になったとき、悪い人からこの薬を飲むと元気になると言われ、悪い道に入ってしまう恐れがあります。
お薬は手の届かないところに置くということが定説になっていますが、大きくなると手が届いてしまうので、きちんとしまう。お薬はなくてはならないもので、きちんと飲まなくてはいけませんが、お薬はお薬としてしっかり考えて頂けるとありがたいと思います。

自見)健康教育という意味もありますよね。

すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト
FM93AM1242ニッポン放送 日曜 6:04-6:13

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