しゃベルシネマ

人生は『ラ』の音から始まる!

【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第596回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベりたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、4月5日から公開の『』を掘り起こします。


桜田通 × 福田麻由子 × 笠松将、若手俳優たちの魂がぶつかり合う青春ストーリー


慎平がボーカルを務めていたバンド LACTIC ACID が解散してから1年が経った。解散の直接の原因を作りながらも再結成を願っている慎平は、恋人のゆかりから“あるもの”と引き換えに資金を援助してもらう。バンドメンバーで、かつての親友だった黒やんに声をかけ、バンド再結成の夢が動き出して行く慎平。

黒やんとの失われた友情も取り戻したかのように思われたが、黒やんは以前とはすっかり人が変わってしまっていた。そんな黒やんに振り回される一方で慎平は、黒やんから怪しい仕事を持ちかけられる…。


タイトルの『ラ』は、赤ちゃんの産声と同じ音階 。オーケストラのチューニング音であり、国際的に決められた基準周波数A=440Hzのこと。この世界で生きる人々はみんな、「ラ」の音ではじまっている。

そのことからインスピレーションを受けた高橋朋広監督が、“始まり”や“生まれ変わり”をテーマに、自身初の劇場公開作品を完成させました。


主演を務めるのは、桜田通。これまで数々の映像作品や舞台で活躍して来た彼が「僕にとっても、新しい自分の“始まりの音”を予感することができた作品」と語るように、全身全霊をかけて慎平として生き抜く姿からは、“生の煌めき”さえ感じられます。それは、ゆかり役の福田麻由子や黒やん役の笠松将もしかり。若手実力派俳優たちの魂がぶつかり合う演技や、芝居を超えた壮絶さに惹きつけられることでしょう。


劇中バンド LACTIC ACID は、吹替えは使わず、ライブシーンの撮影では桜田通や笠松将が実際に演奏。桜田は劇中歌の作詞も手がけ、ロックバンド・SILENT SIRENのプロデューサーであるクボナオキが作曲を担当しています。慎平、ゆかり、黒やん、彼らの生き様が詰め込まれた音楽にも是非、注目して。



2019年4月5日から新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督・脚本・編集:高橋朋広
音楽:クボナオキ
エンディングソング『REBORN』 SILENT SIREN(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
出演:桜田 通、福田麻由子、笠松 将、清水尚弥、キンタカオ、連下浩隆、ヒカルヤマモト、十枝梨菜、一色絢巳、古沢一郎、小野和子、佐津川愛美、ダンカン、西田尚美
©2018映画『ラ』製作委員会
公式サイト http://movie-la.com/


八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。
機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。
初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。
トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com

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