『ジャングルジム』は運動機能の発達に最適! 【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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“子供の遊び場”と聴いて『公園』を思い浮かべる方、いらっしゃるかと思います。
公園には様々な遊具がありますが、今週はそんな『公園にある遊具』について…

ジャングルジム

『ジャングルジム』という名前はとてもユニークで、パッと聴くと和製英語のような気がしますが、アメリカ英語です。

『ジャングルジム』を辞書で調べると、“American English” “a large frame made of metal bars for children to climb on (子供が登るための金属製の棒を組み合わせた、大きな遊具)”と出て来ます。
一般的には『climbing frame(登るための骨組み)』と呼ばれています。

『ジャングルジム』が誕生したのは1920年。
名前がユニークだったこともあって、世界中に広まりました。
日本には大正時代の後半に伝わったそうです。

『ジャングルジム』は、お子さんの運動機能の発達にとても適しているそうです。
その理由ですが、上に登るためには鉄骨の部分をしっかりと握って、腕を使って体を支えながら、足を引っ掛ける必要があります。
これを上手く出来ないと、下へ落ちてしまいます。
そのためには、腕や足の筋肉を使ってバランスを取ることが必要でそうした体の筋肉やバランスを鍛えるのに、『ジャングルジム』はピッタリだそうです。
モチロン、小さいお子さんの場合、親御さんの注意が必要ですし、一番上に登った時、立ち上がったり、飛び降りたりするのは危険です。

『ジャングルジム』の中には、地球儀の形をしていてクルクルと回転するようになっているものがあります。
名前は『グローブジャングル』や『回転ジャングルジム』などいろいろあるそうです。
そんな『グローブジャングル』ですが、回るスピードが速過ぎて、振り落とされてケガをしたり、目が回ってしまう子供もいたため、安全面から段々と姿を消しているそうです。
それでも、回転し過ぎないように改良したものなどが出て来ているそうです。
この『グローブジャングル』や『回転ジャングルジム』は私も子供の頃、よく遊びました。

(2016/9/7放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい
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