しゃベルシネマ

30代婚活女子、実はこんなコトで悩んでます?!

【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第590回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、3月23日公開の『美人が婚活してみたら』を掘り起こします。


黒川芽以 × 中村倫也 × 田中圭、ブラックユーモア満載の婚活狂騒劇


いまとなってはすっかり市民権を得た“婚活”という言葉ですが、そもそも婚活ブームとはいつ頃から流行したのでしょうか。紐解いてみると、初めて世に“婚活”なる言葉が登場したのは2008年。山田昌弘・白河桃子共著による『「婚活」時代』が出版されたことがきっかけのようです。2009年には“草食男子”、“歴女”などとともに“婚活”が流行語大賞にノミネートされ、そこから一気に婚活ブームが広まったとのこと。


婚活女性のタブーなしの本音を、実在の登場人物のリアルなエピソードをもとにさらけ出した漫画「美人が婚活してみたら」。人気漫画アプリ「Vコミ」で累計1,000万PVを突破し、長期間ランキング1位を獲得。読者、特に30代女性の共感と感動の嵐を巻き起こしたコミックが、ついに実写映画化となりました。


仕事にも美貌にも友だちにも恵まれている、32歳のタカコ。しかし恋愛だけはうまく行った試しがなく、不倫の恋ばかりして来た。そこで親友の漫画家ケイコに後押しされて、そんな自分を変えるべく一念発起。勢いで婚活サイトに登録した。

マッチングサイトで出会った本気で婚活に励むオクテ男子の園木とデートを重ねながらも、シングルズバーで知り合った結婚願望のないバツイチのイケメン歯科医・矢田部に惹かれて行くタカコ。幸せな結婚のために、婚活のイバラの道を突き進むのだが…。


本作は、婚活事情の“あるある”をふんだんに盛り込みながら、婚活に奔走するヒロインの姿を時にコミカルに時に切なく描いたヒューマンドラマ。『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が、ヒロインの揺れ動く心情を毒っ気とユーモアをもって、リアルな実像に迫っています。

一筋縄では行かないタカコの奮闘ぶりに抱腹絶倒。そして同時に、これから結婚しようとしている人だけでなく、すでに結婚生活ウン十年…というベテラン既婚者にとっても「結婚とは何か?」について改めて考えさせてくれる作品となっています。う~ん、やっぱり“結婚”って奥が深いですねぇ~。


美人が婚活してみたら
2019年3月23日から全国ロードショー
監督:大九明子
脚本:じろう(シソンヌ)
原作:とあるアラ子(連載:まんがアプリVコミ/刊行:小学館クリエイティブ)
音楽:高野正樹
出演:黒川芽以、臼田あさ美、中村倫也、田中圭、村杉蝉之介、レイザーラモンRG、市川しんぺー、萩原利久、矢部太郎(カラテカ)、平田敦子、成河
©2018 吉本興業
公式サイト http://bijikon.official-movie.com/


八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。
機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。
初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。
トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com

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