大学内定率過去最高を更新~意外な就職先人気ランキング

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(3月19日放送)にジャーナリストの有本香が出演。内定率が過去最高となった大学生の就職について解説した。

就職内定率 大学生 学情 厚労省 文部省 91.9% 過去最高 就職率 移民 外国人労働者
大卒内定率、2月の時点での最高を更新

厚生労働省と文部科学省は18日、今年の春卒業予定の大学生の2月1日時点の就職内定率が前の年と比べて0.7ポイント上昇の91.9%と、3年連続で過去最高を更新したと発表した。前の年を上回るのは8年連続で、景気回復人手不足で企業の採用意欲が高まっていることが背景にあると見られている。

飯田)この雇用の問題は手っ取り早く人手不足を解消しようとすると、移民の問題と直結して来る。

有本)そういうことなのですよね。そして例のデータの不正問題が言われていて、そのことと直結させて話すつもりは無いのですけれども、若い人材がどんどん社会に出て来る。これは10年前と比べたらとてもいいことなのですよ。10年前なら有名大学を卒業した人が50社受けても内定をもらえないというような話を聞きましたから。そういう状況と比べれば喜ぶべきことだと思います。
一方で、賃金が低いところからスタートするではないですか。比較的賃金の高い層が年齢的に辞めて行く、そして更に若い人が入って来るから、賃金の平均値は下がって行くわけです。これが2年3年と働いて、習熟して行くなかで賃金が少しずつでも上がって行くという軌道に乗れば全然問題ないと思います。社会としては良い方向に行くということですから。その軌道に乗せられるために、何ができるのかを真剣に考えなくてはいけなくて、足の引っ張り合いだけではだめだと思います。

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意外な就職先人気ランキングの商社の人気

飯田)正にそこで移民が入って来て、ベースの賃金が低いところからスタートして、そこと競争ということになると賃金の上りは当然鈍くなってしまう。

有本)鈍くなりますね。ただこれは大卒だから、労働者として入って来る移民の方たちとはまた違う話だったりする。しかし一方ではいま日本の景気が良くて、新卒もどんどん採用したいという状況だから、例えば韓国では就職できないので、韓国人の学生が2万人くらい就職活動に来ているという話も聞きます。ただもう1つ気になったのは、就職の人気企業のランキング10位のなかに、商社が2社入っているのですよ。これは意外ですよね。

飯田)「学情」というところが昨日ランキングを発表しましたけれど、こういうランキングだと大手がまず並んでいます。

有本)ええ。例えば航空会社だとか旅行関係とかアミューズメントとか、こういうところが入るのは昔からの傾向としてありがちなのですよ。しかし、私は30年以上前に就職していたわけですけれども、それ以前の段階、昭和の時代では、商社はいずれ無くなるのではないかと言われていたのですよ。

飯田)なるほど、直接の取引が多くなれば。

有本)そうです。そして大手商社という業態自体が日本にしかないものだから、何もかも含み込んでいるというのは無いだろうと。だからこういうものは無くなるのではと言われていたのですけれど、やはり強いのですね。

飯田)強いですね。確かに昔は総合商社ではカップラーメンからミサイルまでとか言いましたけれど。

有本)いまだってそうでしょう。そしてもっといろいろなことをやっているでしょう。いろいろなところに行って、世界中のいろいろな国の開発などもやっていますよね。

飯田)総合コンサルみたいになっていますからね。

有本)総合コンサルみたいになっていて、いまだに給料も良いですし。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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