知的障害を持つ方が働くソーシャルホテル~「できないこと」をエンタメに

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、株式会社ヘラルボニー松田崇弥・松田文登が出演。知的障害を持つ方の働く場について語った。


黒木)今週のゲストは株式会社ヘラルボニーの松田崇弥さんと松田文登さんです。
知的障害を持つ方と社会との接点を作ろうといろいろな活動をなさっていますが、ホテルを作ろうとなさっているとか。

崇弥)ソーシャルホテルみたいなものを作れたらな、と思っています。   

黒木)それぞれの個性に合った仕事をする。この人はこれができますよ、でもこの人はこれができませんよ、というものをそのまま生かす、そういったホテルを目指していらっしゃるのですね。面白いと思ってはいけないのですが、考え方の視点がすごいなと思いました。

崇弥)ありがとうございます。いま絶賛準備中です。「できない」ということも事前にお客様にインプットすることによって、エンタメができるのではないかと思っています。

黒木)そこですよ。レストランで注文を取りに来て、間違うかもしれない。それをエンタメ化するということでしょう?

崇弥)「フロントマンだけど挨拶は全然できません」ということも事前に言っておいて、「あの人、本当に挨拶しなかったね」みたいな。逆にそれが話題になるような、寛容なホテルを作れないかなと思っています。

黒木)そうすると障害のある方とつながりますよね。障害を持つ方が社会に出るのはハンディキャップがあると思うのですよね。どうやって出れば良いのか、どこで働けばいいのか。

崇弥)僕たちは将来的には福祉施設みたいな、就労支援B型といって。

黒木)就労支援B型。B型と言うのは?

崇弥)B型は、重度の知的障害のある人たちが働かれている場所です。いつかB型で面白いことをやれたらいいねと2人で話しています。

黒木)やはり働けるところですよね。

崇弥)そうですね、本当に。就労支援という言葉が指す通りなのですが、就労を支援する場所です。世の中に彼らがどのようにアウトプットして、どういう社会につながっているのかがおざなりになっている施設が多いので、それを変えて行けたらなと思っています。


松田崇弥&松田文登 株式会社ヘラルボニー / ブランド「MUKU」代表

■ともに1991年5月8日生まれ、岩手県出身。27歳。
■松田文登(兄)、東北学院大学共生社会経済学科卒業。MUKUでは、新規営業開拓・契約等を担当。
■松田崇弥(弟)、東北芸術工科大学 企画構想学科卒業。大学卒業後は、小山薫堂が社長を務める企画会社オレンジ・アンド・パートナーズに入社。退社後、「株式会社ヘラルボニー」を設立。MUKUの企画・プロデュース全般を担当。
■知的障害を持つアーティストたちの作品を製品化し、社会に提案するプロジェクト「MUKU」を立ち上げ、美術館やアートイベントなど数多くの企画に参加。知的障害を持つ方たちの創作活動の魅力、パワーを社会に発信している。

ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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