騙されるって楽しいっ!!『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』 しゃベルシネマ【第65回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

いつの時代にも極上のエンターテイメントとして注目されている、マジック。
目の前で展開されるめくるめくトリックに、まるで狐につままれたような気分になる、あの感覚!
タマらないですよね〜。

そこで今回の「しゃベルシネマ」では、レディース・デイに観るにもピッタリな史上最高のイリュージョン・エンターテインメント『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』を掘り起こします。

ド派手なイリュージョンで悪を暴露。奇想天外でスタイリッシュなアクションに釘付け!

グランド・イリュージョン 見破られたトリック

ド派手なショーで不正に搾取された金だけを奪い続けるイリュージョニスト集団、フォー・ホースメン。
そのテクニックはFBIまでも欺き、世間からは喝采を浴びる存在だ。

彼らの今度のミッションは、巨大IT企業の個人情報売買の暴露。
フォー・ホースメンは新たなショーを仕掛けるが、何者かの策略により失敗に終わってしまう。
策略の裏にいたのは、天才エンジニアのウォルター・メイブリー。
彼はホースメンを利用して世界を大混乱に陥れる陰謀を企てていた。

すべてのトリックを破る科学の前になす術もなく、徐々に追い詰められていくホースメン。
イリュージョンVS科学、勝負の行方は如何に…。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック

マジシャン集団とFBIの攻防を描いた人気作「グランド・イリュージョン」の続編。
前作でも、観客までもが騙される華麗なマジックが話題を呼んだ本シリーズ。
今作でも降り注ぐ雨を自由自在に動かしたり、ニューヨークからマカオへ一瞬でワープしたりと、驚愕のイリュージョンを展開。

しかも、劇中のイリュージョンを監修した世界的マジシャン、デビッド・カッパーフィールド氏によると、これらイリュージョンはすべて実現可能だというからオドロキです!
ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソンら主要メンバーはそのままに、今回、フォー・ホースメンの宿敵を演じるのは『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフ。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック

ダニエルくんと言えば、メガネ姿が初々しいハリーのイメージが強い人も多いかと思いますが、今回は悪役に初挑戦。
『ハリー・ポッター』シリーズ以降の彼の出演作を観ていると、芝居の巧さもさることながら出演作品のチョイスが見事だなぁ〜と、いつも思います。
作品のバジェットを問わず、いろいろなキャラクターにチャレンジしようとしているのが伝わってきて、子役から大人の俳優へと確実にキャリアを重ねている姿は頼もしい限り。
世界一有名な魔法使いがマジックを全否定するというのも、映画ファンにとっては面白いキャスティングですよね。

騙されることにこそ、この映画の醍醐味がある!

グランド・イリュージョン 見破られたトリック

マギー司郎&審司さんのような笑いを交えたマジックもあれば、Mr.マリックさんの“超魔術”や引田天功さんに代表される“イリュージョン”など、一口に「マジック」と言っても、そのアプローチ方法はさまざま。

最近では、前述のデビッド・カッパーフィールドさんやセロさんが手がけるような「東京タワーを消す」といった大掛かりなイリュージョンも登場しています。
タネや仕掛けがあると分かってはいても、無心で童心に帰って楽しむことが出来ることがマジックの醍醐味。
他人に“騙されて”喜ぶ…なんて、日常生活ではあり得ない話。
でもこれがマジックやイリュージョンだと…。
むしろ痛快ささえ感じてしまいます。

私も今作を観て、ラストのどんでん返しに「しまった、騙されたっ!!!!」と、思わず笑顔になってしまいました。
この爽快感、是非あなたも映画館で味わってみてはいかが。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック

2016年9月1日から全国ロードショー
監督:ジョン・M・チュウ
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、ダニエル・ラドクリフ、リジー・キャプラン、ジェイ・チョウ、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン ほか
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URL:http://grandillusion.jp/

八雲ふみね