日本の鬼が「トラのパンツ」を穿いている理由

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日本の鬼が「トラのパンツ」を穿いている理由を解説

「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報にあわせて耳より情報を紹介する。今回は「日本の鬼がトラのパンツを穿いている理由」と、「検見川神社」の節分行事の話題だ。
日本の鬼が「トラのパンツ」を穿いている理由

日本のと言われると、どんな姿を思い浮かべますか?

頭にツノが生えていて、赤や青の肌の色で、トラ柄のパンツを穿いている…そんなイメージかと思います。ちなみに、自分を「画鬼」と称した日本画家・河鍋暁斎が描いた鬼の絵のなかには、トラのお頭付きパンツを穿いたものもあったりします。

このように「鬼はトラのパンツ」というイメージができた理由は何なのでしょうか?

日本の鬼がトラのパンツを穿いている理由は?

日本の鬼がトラのパンツを穿いている理由は、鬼門が「丑寅」の方角だから

日本の鬼がトラのパンツを穿いている理由は、鬼門が「丑寅」の方角だからだと言われています。

風水や陰陽道における鬼門は、“鬼の出入りする方角”として嫌われている

鬼門とは風水、あるいは陰陽道における考え方で、避けるべき方角(北東)として有名です。広い意味では、どうしても物事がうまくいかない相手や場所を指すこともあります。

鬼門は、“鬼の出入りする方角”として嫌われているのです。

鬼門が位置する「北東」は、十二支で表した方位で言うと「丑寅」の方角

鬼門が位置する北東は、日本の十二支で表した方位に照らし合わせると「丑寅(うしとら)」の方角です。

そのため、現代にも伝わる鬼は、“丑(牛)のツノが生え、寅(虎)の穿きものを穿いている”イメージとなったのです。

まとめ ~日本の鬼がトラのパンツを穿いている理由は?

日本の鬼がトラのパンツを穿いている理由は、鬼門が「丑寅」の方角だからだと言われています。

鬼門とは風水、あるいは陰陽道における考え方のひとつです。鬼門は避けるべき方角(北東)“鬼の出入りする方角”として嫌われています。

鬼門が位置する「北東」は、十二支で表した方位では「丑寅」の方角にあたります。そのため、“丑(牛)のツノが生え、寅(虎)の穿きものを穿いている”という鬼のイメージができあがったのです。

2019年2月3日「検見川神社」にて節分祭(行事終了)

日本の鬼が「トラのパンツ」を穿いている理由
毎日、寒い日が続いていますが、2月4日はもう立春です。そして、2月3日は節分。千葉県内各地のお寺や神社でも豆まきが行われます。

今日はそのなかでも、千葉市花見川区にある検見川神社の節分祭をご紹介します。検見川神社は、およそ1200年の歴史を持ち、八方除(はっぽうよけ)や方位除(ほういよけ)、厄除(やくよけ)の守護神をまつる神社として信仰を集めてきました。

節分祭は2019年2月3日の夕方5時から。拝殿での祭典のあと、2回にわたり福豆撒きが行われるのですが、この豆まきがちょっとすごいんです。

小さなビニール袋のなかには福豆だけでなく、当たりくじが入っているものがあり、いろいろな景品がもらえるそうですよ。ちなみに2018年は大型テレビや自転車など、いろいろな豪華景品が用意されました。今年もどうぞお楽しみに。

検見川神社は、京成千葉線「検見川駅」降りてすぐ。JR総武線の「新検見川駅」からも歩いて行けるところにあります。お近くの方は出掛けてみてはいかがですか?

あわせて公式サイトもご覧ください。

検見川神社
〒262-0023
千葉市花見川区検見川町1-1
TEL:043-273-0001
FAX:043-273-0002
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