防災はまず知ることから!「北区防災センター・地震の科学館」を体験してみました! 大人の社会科見学 【ひろたみゆ紀・空を仰いで】

9/1は防災の日。
地震大国日本。台風も数多く飛来し、集中豪雨も増えています。
災害安心報道のニッポン放送では、怖い!とうしよう!と手をこまねいていないで今すぐできる第一歩「ちょっとだけ意識しておくこと」をご案内します。
天災は忘れた頃にやって来る!!でもその前に“もしも?!”を体験してみましょう!

今日から4日間の短期連載で、私ひろたが体験してきた、今すぐあなたにも体験していただける身近なスポットをご紹介します。

★北区防災センター・地震の科学館

北区防災センターは国の防災基地モデル建設事業の一環として、1984年に開館しました。
東京都で初めてできた防災館の老舗ですね。

北区防災センター外観(w680)
北区防災センター・地震の科学館

入ってまず目に入るのは衝撃的な展示「地震の危険を物語る被害状況を再現したディスプレイ」です。
いつもは役に立ってくれている電子レンジやトースターが凶器と化します。
これをみると本当に地震の怖さを実感、うちのキッチンはとんでもないことになりそうです。

台所再現(w680)

地震の危険を物語る被害状況を再現したディスプレイ(台所再現)

惨状を見た後は、そうならないためにどんな工夫をしたらいいのかを教えてくれるモデルルームです。
棚はどのように固定したらいいのか、食器棚の引き戸はどうしたらいいのかなど丁寧に教えてくれます。

次に、実際に体験してみましょう!地震体験から。

とても丁寧にわかりやすい説明をして下さる解説員の方がいらっしゃいます。
関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災など、過去に起きた地震を再現し、実際にその揺れを体験することができます。
3部屋あってそれぞれ5人ずつ15人の方が一度に体験できるという大変珍しい場所です。

この3部屋の箱全体が上下左右にブンブン揺れるので、はっきり言って怖いです。
私は、東日本大震災を再現して頂いたのですが、床に手をついて身体を支えるのが精一杯でした。
家具やテレビなど倒れてくるものがあったらどんなに恐怖か…実際に被災された方を思うと本当に胸が痛いです。

起振番場さん,起振部屋

(左)解説員 番場さん (右)地震体験中の1枚

続いては、煙体験!
火災が発生し室内が煙で充満した時、どのような状況になるのかが体験できます。
あなたは防災教育の標語「おかしも」をご存知ですか?
阪神淡路大震災以来、消防庁が小学校低学年を対象に取り入れている避難訓練用の標語。
『逃げる時は、「おさない かけない しゃべらない もどらない」ことがとても大切です。』
さあ「おかしも」を胸にいざ煙の部屋へ!
…暗闇の中白い煙で充満した部屋の中を、ハンカチで口をおさえ中腰で移動するのは思いのほか大変でした。

おかしも(w680)

避難訓練用の標語

煙(w680)

煙体験中の1枚

こちらには年間3万人近くの方が訪れます。特に東日本大震災の後は3万5,000人に増えたそうです。
館長さんは「本当は、どこかで災害が起きたからではなく、何も無い普段に来て頂きたい。」とおっしゃっていました。
本当にそうですね。知らなければ驚きと恐怖で何もできませんが、知っていれば何かができそうです。
防災の第一歩はまずは「知ること」ではないでしょうか。

レポート:ひろたみゆ紀

★北区防災センター 地震の科学館
入館料  無料
開館時間 9:00~17:00
休館日  毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)・国民の祝日
URL http://www.city.kita.tokyo.jp/bosai/bosai-bohan/bosai/shobosho/kagaku/

ひろたさんキャプション案-9